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「触覚」という髪型について

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第76回 「触覚」という髪型について

つい最近、ヘア・スタイルのリクエストで「触覚を作ってください」というものがありました。

「え、触覚?」と驚いてしまいました。以前にコラムで、人の髪も昔は触覚の役割をしていて、アメリカの先住民はさまざまなものを察知するために髪を伸ばしていたということを書いたことがあります。しかしどうもそのことを言っているようではなさそうなので、早速、調べてみたら、なんと最近では「触覚」という髪型があるんですね!

前髪の横にある、あの顔の周りの飾り毛を「触覚」と呼ぶそうです。確かに触覚のように見えます。今ではなくてはならないスタイルの1つのようですが、これを触覚と呼ぶとは……。

動物は、狭い所でもぶつからないよう、または暗い所でも敵を察知したりとヒゲが触覚の役割をしています。今どきの犬たちはヒゲをきれいにカットされてなくなっていますけど、まさか人間が触覚を作って世の中を察知しているとは知りませんでした。

確かに、顔の周りに髪を作ると視界が狭くなり、「もっといろいろ見たい」という欲求が起きますので、まさに触覚といった感じです。前髪も、横に流す髪も、目を覆う形で前が見えにくくなりますけど、その分感覚が養われそうですよね。特にフードをかぶって歩いてると、周りが見えづらくなります。だからなんとなく耳を澄ましたりもするので、確かに人にも触覚があったら便利ですね。

誰も本当に触覚の役割が欲しくてヘア・スタイルとして触覚を作ろうとは思わないでしょうけど、何事も深く突き詰める癖があるオタク美容師としては、「髪も実は触覚の役割をするに違いない」と考えながらスタイルを作っていこうと思います。

ちなみに触覚もぱつんと切ると「姫カット」になってしまいますので注意が必要です。「姫カット」とは時代劇に出てくるお姫様の髪型で、顔周り横の髪を短くぱつんと切っているものです。昭和の人なら、「わたしの彼は左きき」を歌ったあの浅丘めぐみさんの髪型と言えばピンと来ますよね。触覚は「毛先を細く」ということもポイントとなってきます。

皆さんも髪で触覚を作って、世の中を敏感に察知してみてはいかがですか?


美容師 ユキヒロ
Yuki Hair Spa Annerley Salon

東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。10年にブリスベン、13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: yukihairspa.com.au
髪についての悩みや疑問など下記アドレスまでご応募ください。
Email: nichigopress@gmail.com(件名:髪の質問)

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