今日から売れる販促・集客のコツ
楽しみながら笑売繁盛!
楽笑マーケティング
「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。
ウェブサイトを立ち上げたばかりの人が行うべきSEO対策
ウェブサイトを立ち上げた人の代表的な悩みと言えば、何と言っても「グーグルでの評価がなかなかすぐに上がらない」ことです。ウェブサイトを立ち上げたばかりのころは、まだコンテンツも少なく、ある程度はやむを得ないのですが、一般的にはSEO対策を全くしていないことが多いのが現状です。そこで、ウェブサイトを立ち上げたばかりの人が行うべきSEO対策について紹介します。
◆キーワード対策をしっかりと行う
一般の人がウェブサイトを制作する際、事前にキーワード選定を行っていないことがほとんどです。本来は、制作前にどのようなキーワードで対策していくのかを決める必要があります。ポイントは、ウェブサイト側が伝えたいキーワードではなく、「ユーザーが知りたいキーワード」をウェブサイトに含めることです。
例えばダイエット食品を販売するウェブサイトの場合、ついついやってしまう間違いが「ダイエット」というキーワードを前面に出してしまう点です。「ダイエット」などのビッグ・キーワードでは、立ち上げたばかりのウェブサイトが上位表示されることはまず不可能です。しかし、「売りたい」という気持ちがはやり、「ダイエットに効果的」などと無理難題なキーワードで勝負してしまうのです。
「ユーザーが知りたいキーワード」とは、ダイエット食品で言うならば、痩せたいという人の悩みを、具体的なキーワードで設定すべきです。例えば「40代お腹痩せない」などのスモール・キーワードを使っていきます。もしくは「青汁
チャッツウッド」など、固有名詞+地域名のワードだと、ダイレクトに届く場合があります。いずれもスモール・キーワードの選び方で上位表示を狙いやすくなります。
◆ウエブサイト立ち上げ後に検証したい3つの対策
検索順位は、グーグルの指標により常に変動します。そのため、キーワード対策は定期的に見直す必要があります。その中でも初期に行っておきたいのが、以下の3つの施策です。①コンテンツ対策:コンテンツは定期的に更新されているか。内容がユーザーの「知りたい」に応えられているか。②内部SEO対策:タイトルや見出しのタグにキーワードがきちんと含まれているか。ウェブサイト構造は正しいか。③被リンク対策:信頼性の高いサイトから被リンクされているか。SNSなどから自然な被リンクを獲得できているか。
いかがでしたか? 検索順位が上がらないという人は、これらを見直してサイトを修正してみると、意外と早期にグーグルでの検索順位が上がることもあるので、細かな修正は制作業者に相談してみましょう。
森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com