イタリア料理の達人が、
家庭で楽しめる本格イタリア料理のレシピをご紹介。
ローズマリーとセージの香りが漂うトスカーナ風のクリーム・スープです。ミキサーを使ってとても簡単に作れます。これからの季節、冷製スープにしてもおいしく頂けます。
材料(4人分)
カボチャ | 1/2個 |
タマネギ | 小2個 |
ニンジン | 小2本 |
セロリ | 1本 |
ローズマリー | 1つかみ分 |
セージ | 1つかみ分 |
オリーブ・オイル | 適宜 |
野菜ストック・スープ | 適宜 |
固形スープの素 | 1つ |
塩 | 2つまみ分 |
バター | 大さじ1杯 |
生クリーム | 少々 |
作り方
- カボチャをスライスする。
- タマネギ、ニンジン、セロリをスライスし、それをオリーブ・オイルで炒める。
- 火が通ったらカボチャを加え、そこに野菜スープを具材が浸るくらいまで入れる。
- 固形スープの素を入れて強火で沸かす。沸騰したら中火に落とし、塩を2 つまみほど入れ、フタをして20分ほどしんなりするまで煮る。
- ローズマリーとセージをオリーブ・オイルで熱し、ゆっくりと香りを抽出する。
- ④ をミキサーにかけて滑らかにし、バターを加える。⑤のオイルと生クリームをかけたら出来上がり。
食材選び&調理マル秘ポイント
- どんな料理にもローズマリーとセージを使うのがトスカーナ風です。
- カボチャはバターナッツではない方、日本で売っている物と同じ形の物を選びます。
- 固形スープの素はコンソメでもブイヨンでもOKです。
- イタリアでの毎日の家庭スープ料理の1つ。ミキサーでとても簡単に作れます。
伊藤尚文シェフ
NZの5つ星ホテルで主にワイン・サービスを担当後、2000年よりイタリアで4年間、著名レストランやグランド・ホテルで経験を積む。03年アメリカズ・カップ(NZ)でプラダ・ヨット・チームの専属シェフ。07年に東京・赤坂で「グストエヴィーノ」開業、約6年半に渡りイタリア料理を基本にした独自のガストロノミーを創造。15年に来豪し、メルボルンを中心にケータリング・シェフとして活躍中(Web: www.gvcatering.com)。各種パーティー対応可。