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オーストラリアと日本のフィットネス文化—クロスフィット・トレーナ/ASAMIの“Fitness Life”

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Vol.3 オーストラリアと日本のフィットネス文化

こんにちは。クロスフィット・トレーナーのASAMIです。2月からスタートした連載も3回目となりました。今回はオーストラリアと日本のフィットネス文化について、私がオーストラリアで感じたこと3つをお話します。

①時間と環境

オーストラリアでも日本でも、朝型や夜型など生活習慣は人それぞれだと思いますが、オーストラリアは圧倒的に朝型の人が多く、夜はファミリー・タイムに費やすため、自分の趣味は朝に済ませる習慣の人が多い印象でした。

多くのクロスフィットBOXは午前5時30分からクラスが始まり、とてもにぎわっています。クラス後にカフェなどで朝食をとる習慣もあるので、多くのカフェは午前6時くらいにはオープンし、朝(仕事前や家族が目覚める前)などにトレーニングを楽しんでいる人がたくさんいました。

また、各BOXにはキッズ・ルームが併設されベビーシッターがいるため、小さい子どもを連れて訪れるママの姿もよく見掛けました。しかし、1時間のクラスが終われると、一瞬も無駄にせずにBOXを出て行くのが印象的で、「運動する時間がない」「小さな子どもがいるから……」と日本で良く聞く運動できない理由は、言い訳になってしまう環境かもしれません。

②フィットネス・ウェア

私が渡豪した2013年は、レギンスだけで外を歩く女性を日本で見掛けることは少なかったのですが、オーストラリアではレギンスやショート・レギンスを自宅からBOXまで履いてくる人がほとんどでした。

むしろロッカー・ルームで着替えている人を見掛ける方が珍しいほど、“アスレジャー”と言う文化があるように、フィットネス・ウェアのままジム以外でも活動する姿が日常でした。単純に「楽だし、効率的!」と感じ、取り入れていましたが、帰国後の日本も少しずつレギンスで外出する女性を目にすることが増えたなと感じています。

③ターゲットの幅広さ

オーストラリアで初めてBOXに訪れた時、そこには妊婦さんや母や祖母世代の人も同じクラスに参加していたことに驚きました。 「スクワットなんて出来ない……」と言っている、自分の母と同い年のメンバーは自分よりもパワーも体力もあり、衝撃と尊敬と共に焦りを感じました。

母と同い年のメンバーさんに着いていけるようにと通い始めたのが私のクロスフィット・ライフのスタートにきっかけです。それぐらい、幅広い世代の人がパワフルにクロスフィットを楽しんでいたことが印象的でした。

心や美への意識の変化

私がクロスフィットを続ける中で1番変化したのは、心や美への意識です。以前は、体重が増えることに恐怖を感じ、体重計の数字を見ては食事を減らし、いつも自己肯定ができない万年ダイエッター状態でした。

クロスフィットを始めてから、動ける健康な体には筋肉が不可欠だと感じ、体重よりもしっかり筋肉をつけて動ける体を意識するようになったら、自然と太りにくい燃焼ボディーになりました。

トレーニング中にイメージ動画を撮影して頂いたので、よかったら見てみてくださいね。

ASAMI Profile

ASAMI
フットネス(クロスフィット)トレーナー

フィットネス(クロスフィット)トレーナー。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、東京のクロスフィットBOXを中心にトレーナーとして活動中。「WELEDA」や「Eiris」のアンバサダーも務める。
Instagram: @asami_fitness

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