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シドニーで「Japan Expo 2022」が開催
同日行われた「沖縄フェスティバル」も大盛況

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 シドニー大学で9月3日、日本の食・観光・文化の祭典「JAPAN EXPO 2022」が開催され、多くの来場者が訪れた。

 同イベントは日本文化と日豪の深い友好関係を祝う祭典「Japanaroo」の一環として行われ、会場には、オーストラリア国内を始め、日本から多くの関係者が訪れ日本の物産や観光を紹介するブースを出展。シドニー在住の日本人やローカルのオーストラリア人ら約5000人が来場し、にぎわった。

 会場では、30以上の企業と団体による出展やプレゼンテーションに加え、生け花や折り紙などのワークショップも実施され、現地の人びとが日本が長きにわたり大切にしている美しいカルチャーに直接触れ合う機会が設けられた。

会場内には鎧(よろい)をまとった侍も登場。多くの人が写真撮影を行った
シドニー市のロバート・コック顧問官も訪れた(中央)。右は紀谷昌彦・在シドニー日本国総領事。左は日本から出張でシドニーを訪れたスターゼン株式会社、小林賢司・本社営業本部特命部長
さまざまなタイプのこうじなどを販売していた「soramame」の皆様
日本の米を使ったおにぎりの販売ブース
会場内に設置されたスクリーンを使って商品紹介が行われる場面も
生け花のワークショップの様子


 また、同イベント終了後には、Japanaroo2022のオープニング・イベントとしてJ Culture主催、豪州かりゆし会協力の下、シドニー沖縄県人会(Sydney Okinawan Club)が中心となり「沖縄フェスティバル(Okinawa Festival)」が開催された。

 イベントの冒頭、玉城デニー沖縄県知事からの祝辞が代読され、紀谷昌彦・在シドニー日本総領事が開会のあいさつを行い、パフォーマンスがスタート。沖縄からスペシャル・ゲストとして、城間アルベルトさんと亀井美音さんを迎え、沖縄舞踊や三線、エイサーなど、盛りだくさんのプログラムとなり、300人を超える観客を魅了した。

ステージの大スクリーンに2019年の火災から現在復元工事が行われている首里城が映し出された
沖縄の伝統芸能の1つエイサーのパフォーマンス
日本から特別招待された唄三線の亀井美音さんのステージ
シドニー在住の沖縄県人会メンバーに加え、パースやケアンズなどからも有志が集った

 9月10日には、Japanaro2022の一環として「Matsuri Japan Festival in Chatswood 2022」も開催される。同イベントもまた、日本の美しいカルチャーと出展者の強く暖かい思いが体感できるすばらしいイベントになるだろう。

(リポート:石田茉緒=日豪プレス編集部)



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