明けましておめでとうございます。今年は、趣味のスポーツの格好でごあいさつさせて頂きました。中学時代、部活動の一貫で始めたバスケット･ボールですが、30年以上経った今も趣味として続けていることには自分でも驚きです。若いころのようには動けませんが、必死に自分を追い込んでいる時間はまさに心身のデトックス。その時間は結果、ビジネスにとって有効に作用していると確信しています。
日豪プレスは創刊以来、在豪日系人に向けた情報提供を行って参りました。ですが、誰もがオンライン上で情報交換ができる時代となった今、求められる役割も大きく変わっています。日豪関係が、歴史上「最も」と言って差し支えないほど緊密になっている今、40年以上当地で活動してきた弊社にとって次のミッションは、当地の日本人のプレゼンスを高め、結果日本人の国際的評価を高めることに寄与することだと考えております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
馬場 一哉
馬場 一哉（ばばかずや）
日本でスポーツ、芸能、医療、金融などさまざまなカテゴリーで総計100冊以上の雑誌を制作後、ウェブ･メディア･ディレクターの経歴を経て2011年来豪。14年、日豪プレス、ジェネラル･マネジャー／編集長に就任。17年、「日本国外務大臣表彰」の功績の一翼を担った。20年から日豪プレス新運営会社のCEOに
明けましておめでとうございます。旧年中は、日豪プレスをご愛読いただき誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
昨年は日豪関係にとって大きなマイルストーンとなる1年でした。パースで日豪首脳会談が行われ安保、防衛、経済、資源、エネルギーなどさまざまなシナジーを生み出す協定が結ばれ、同盟国に値すべく両国の相互関係が更に強化されました。政府間、ビジネス間における日豪関係は強固な基盤ができたと考えます。この日豪関係を更に高いレベルのものにするにはどうすれば良いのでしょうか？ 私は、生活者、つまり読者の皆様のような方々がどのように日豪間の関係に貢献するかに尽きると考えます。食、文化、スポーツ、物産、留学、ワーキング･ホリデー、旅行など、さまざまな形で日豪間の関係を構築することができると思います。ぜひ日豪プレスと共に、いままでにないすばらしい日豪関係を築くことができる年となることを祈願しております。本年もどうぞよろしくお願いします。
作野 善教
作野 善教（さくのよしのり）
doq®代表･創業者。異なる文化と背景を持つ多様性に富んだチームと共に、20年で50社以上の越境マーケティング戦略立案を手掛け、数々の賞を受賞しビジネスを成長させてきた。日本発ブランドを世界中の消費者に訴求する「クロスカルチャー･マーケティング」の重要性を唱える。2020年より日豪プレスチェアパーソンに就任
