在パース日本国総領事公邸で1月19日、西豪州日本人会商工部会との共催により、新年祝賀レセプションが開催された。昨年10月に着任した内藤康司･在パース日本国総領事の歓迎式も兼ねて行われた同レセプションには、スー･エラリー西豪州政府予算・商業・女性の権利大臣（州首相代理）、ミッシェル･ロバーツ州下院議長、シェーン･ラブ州野党党首代理、リチャード･コート元駐日大使を始め、州政府、経済界、日本企業及び日系コミュニティーの関係者など約130人が参加。新年を祝し、人びとの健康と幸福、調和を願って酒樽に木槌を入れる鏡割りが行われ、西豪州日本人会・上田庸介会長が乾杯の音頭をとった。会場では、すしなど日本食や日本酒が振る舞われ、和やかな懇談の場が設けられた。
日豪プレスの取材に対し、内藤在パース日本国総領事は「着任直後に、岸田内閣総理大臣を迎えるという大役を担い、アルバニージー豪州首相がパースを訪れるなど、短期間の間にさまざまな方々との会合を持ちました。その中で、日豪間がこれまで長い時間を掛けて相互の信頼関係を築いてきたことに非常に感銘を受けました。そういったことが、日本と西豪州の関係の中でとても重要な要素となっていると思います。西豪州には、いろいろな分野で日豪の関係をつなぐことを生き甲斐にしている方々がたくさんいらっしゃるので、非常にありがたいです。我々の役割は、そういったアンバサダーが輝けるよう、経済関係もそうですが、人と人との関係がより機密になるように全力を尽くすことだと思っています」と述べた。
