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日本の民話をモチーフにした人形劇「Little BOZU and KONKON」─公演ペア鑑賞券をプレゼント

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 今年で創立25周年を迎えるモンキーバー・シアターカンパニーと、シドニーを拠点に役者として活動する岩崎麻由さんの共同により制作された「Little BOZU and KONKON」が2月18日、ARA ダーリング・クォーター・シアター(ARA Darling Quarter Theatre)で上演される。

 Little BOZU and KONKONは、日本の伝統的な民話に出てくる、いろいろ姿に変身するたぬきと、悪者と思われているきつねの物語だ。別の世界に住む2匹が、友達が欲しいという強い思いからお互いの違いを受け入れ、ありのままの自分を受け入れていくという友情ストーリーが、メルボルンの人形作家カトリーナ・ガスケルさんによるオリジナル人形により繰り広げられる。数々の受賞歴を持つ、作曲家ミーリー・ヘイさんによるシネマティックな音楽も見所の1つだ。

 2020年にモンキーバー・シアターカンパニーのクリエイティブ・アソシエイツに就任し、同作の舞台化を実現した岩崎麻由さんは、「私の母は人形劇団に所属していて、地元の小学校や障がい児施設を回って人形劇を公演していました。普段はなかなかじっと座っていられない子どもたちが人形に惹きつけられて、物語を楽しんでいる姿を見て育ちました。私はアメリカやシドニーで主に舞台活動をしてきたのですが、コロナ禍、自分の作品を制作する時間ができ、日本にいる母とビデオ通話をしながら最初の人形を作りました。今年は、私にとって人生の半分を海外で活動していることになるので、とても大切な節目の年となります。移住した当初は、アメリカやオーストラリアの文化になじむことに必死だったのですが、今は日本の文化や、私のルーツを作品を通して伝えていきたいと思っています。これからも、言語や文化の違いを乗り越えて共感できるストーリーを作っていきたいです」と話す。

Little BOZU and KONKON Produced by Monkey Baa Theatre Company、作・デザイン:岩崎麻由(Mayu Iwasaki)、キャスト:宇佐美慎吾(Shingo Usami)、プラット・フレイヤ(Freya Pragt)、岩崎麻由(Mayu Iwasaki)、人形制作:ガスケル・カトリーナ(Katrina Gaskell)、作曲:ヘイ・ミーリー(Me-Lee Hay)、照明:コックス・マット (Matt Cox)、芸術監督:ディチザレ・エバ(Eva Di Cesare)

 今回は、公演の観賞チケットを日豪プレスの読者2組4名様にプレゼント。応募は下記より。

「Little BOZU and KONKON」公演ペア鑑賞券プレゼント
●応募先Web: nichigopress.jp/campaign
●応募締切:2月12日(日)
●公演名:Little BOZU and KONKON
※1つのメール・アドレスにつき応募は1回まで。当選発表は当選者へのEメール連絡をもって代えさせて頂きます。

Little BOZU and KONKON

●日時:2月18日(土)10AM~、12PM~、2PM~
●会場:ARA Darling Quarter Theatre(3/1-25 Harbour St., Sydney NSW 2000)
●料金:25ドル
●Web:https://www.monkeybaa.com.au/shows/little-bozu-and-kon-kon

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