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Chatswood Year of the Rabbit Festival─メディア・コールに編集部インターンが潜入

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Photo: Cassandra Hannagan

 1月18日~2月12日まで、シドニー北郊チャッツウッドで中国の旧正月を祝う「Chatswood Year of the Rabbit Festival」が開催された。19日にチャッツウッド・コンコースで行われたメディア・コールに編集部インターンが潜入。在豪の中国系メディア他、オーストラリアの公共放送局などが取材に訪れたメディア・コールには、ウィロビー市長のターニャ・テイラー氏も参加し、イベントの盛り上がりに期待した。
(文・阿部慶太郎)

中国などでは祝日として定められている旧正月

Photo: Cassandra Hannagan

 旧正月とは、日本が明治5年以前に採用していた太陰暦でいう正月のことを指す。明治6年以降日本で採用されている太陽暦の一種、グレゴリオ暦に改暦されてからは、太陰暦でいう正月と区別するために旧暦の正月は「旧正月」と呼ばれている。

 日本人にはあまりなじみがない旧正月だが、中国や韓国、シンガポールなどでは祝日として定められている。太陽暦でいう旧正月は、1月中旬ごろから2月中旬ごろの新月の日を新年としているため、毎年日にちが異なる。ちなみに2023年卯年の旧正月は1月22日から始まり、来年の旧正月は2月10日となる。

メディア・コールに参加して感じたこと

Photo: Cassandra Hannagan

 メディア・コール当日、会場に着いて受付を済ませたが、案の定、在豪の日系メディアは誰一人おらず、自分だけだったが、広報担当のベンソン・ウー氏が温かく迎え入れてくれた。記者会見の模様を後ろの方から見させてもらったが、旧正月に力を入れる在豪中国系メディアの取材への熱の入れようがすごいと感じた。旧正月の重大さをほぼ知らずに参加した自分は、場違いなのではないかと何度も思ってしまった。

 メディア・コールでは、ウィロビー市長のテイラー氏のあいさつの他、フェスティバル開催期間中に行われた多くのショーの中から、パフォーマーを代表してバイオリニストのハーモニア・ジュニス氏が登場し、演奏を披露した。

多くの人でにぎわったフェスティバル

 期間中、チャッツウッド各所で多くのイベントやグルメ、展示物を楽しむことができた同フェスティバルには、多くの人が足を運び、大盛況のうちに幕を閉じた。オーストラリアにいながら、旧正月を祝う異世界の空気を味わうことのできる体験となった。

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