Vol.13 フィットネス × オーラル・ケアの怖い話
こんにちは。フィットネス・トレーナーのASAMIです。前回は、食生活についてお届けしましたが、今回はその食事を咀嚼(そしゃく)する口腔のケア事情についてお話しします。
日本人は口腔ケア意識が低い!?
「何で口腔ケア?」と思った人がいると思いますが、私がオーストラリアに住んで感じたことの1つに、日本人は清潔なイメージが強いのに、口腔ケアへの意識が低いかも……という点が挙げられます。日本ではそんなに歯のことを意識しなかったなぁと思う場面が多々ありました。
オーストラリアや欧米諸国では、歯科治療費が日本より高額なため、“治療より予防”が常識というのが理由の1つではないでしょうか。オーラル・ケア意識が高く、セルフ・ケアでのフロスの使用やスポーツ時のマウスピース、掛かりつけ歯科医院での定期検診が当たり前になっています。
コロナ禍を機にマスク生活が続き、口臭が気になることで口腔ケア意識が高まった人が増えたとも言われていますが、クロスフィット中の映像を見る歯科医師からは心配の声が上ることもあります。
クロスフィット中の食いしばり
昨年沖縄で行われた、クロスフィット日本大会「JapanChampionship」に出場したアスリートのRyoさん(Instagram:@ryoyoyo333)。
写真のように、強い力を発揮する際、多くの人が歯を食いしばっています。個人差はありますが、歯を食いしばると、奥歯には自体重~2倍程度の力が掛かっていると言われています。
スポーツ時は歯を食いしばることによって、瞬間的に全身の筋力をパワーアップさせたり、筋肉を緊張させたり、関節が固定されると言われています。その結果、外部からの強い衝撃に対してとても有効な防御方法になります。また、歯を食いしばることで、集中力を増幅させる効果も期待できるそう。
口は多くの神経が集中し、脳の広い部位とつながっている箇所の1つです。そのため、食いしばることで脳の広い部位に強い刺激が届き、脳が活性化して集中力を高めることができます。
がんばっている時、ふと気付いたら歯を食いしばっていたという経験はないでしょうか。それは上記のようなことが理由のようです。
しかし、下記のように、歯を食いしばることで生じるデメリットもあります。
●睡眠の質が落ちる
●歯が割れて痛む
●歯周病の原因になる
クロスフィットに通ってくれいるメンバーの中にも、歯科医師や歯科衛生士の人がいるので、話しを伺ったところ、「スポーツなどで噛みしめが強い人は、歯周ポケットが深くなり、歯周病が進行してしまうことも。打撲みたいな感覚です。マウスピースで事前に予防したり、適切な口腔ケアで口腔内をキレイに保つことはパフォーマンスへ良い影響を与えるでしょう」とコメントしてくれました。
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ASAMI Profile
フィットネス(クロスフィット)トレーナー。オーストラリアでクロスフィットに出合い、しっかりと筋肉を付けた動ける体作り、強くてポジティブな幅広い世代の女性たちや世界観に魅了され、日本でもっとたくさんの人にクロスフィットを伝え、フィットネス習慣を付けてもらいたいと思いトレーナーに転身。現在、関東のクロスフィットBOXを中心にトレーナーとして活動中。「WELEDA」や「Sonomama」のアンバサダーも務める。
Instagram: @asami_fitness