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山上信吾・在オーストラリア日本国大使が離任

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在留邦人に向けたメッセージを寄稿

2022年11月に行われたメルボルン・カップで撮影された山上大使夫妻

 2020年12月末に着任し、2年4カ月にわたり在任した山上信吾・在オーストラリア日本国大使が任期を終え、5月に帰国することになった。

 離任する山上大使より、日豪プレスの読者に向けてメッセージを頂いた。

「この度、豪州勤務を終え、帰国することとなりました。2年4カ月にわたる在任期間中、在留邦人の皆様には公私にわたり大変お世話になりました。深く厚く御礼申し上げます。

 豪州赴任に当たっての私の大きな目標は、日本の存在感を引き上げることでした。その意味で、キャンベラだけにとどまらず豪州各州・準州をほぼ三巡し、シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パース、ホバート、ダーウィン、ケアンズ、ゴールドコースト、ニューカッスル、リズモア、ローンセストン、木曜島、ブルームなどの各地で活躍しておられる邦人の皆様とお会いし、さまざまな経験談を伺うことこそ、何よりの学びと励みとなりました。





 また、各地訪問の模様を『南半球便り』でご報告すると共に、講演やテレビ・ラジオ・インタビューの依頼には基本的に全て応じてきましたが、その度に邦人の方々から心温まる反響が寄せられ、どんなに心強く感じたか言い尽くせません。

 国と国との関係も、最後は人と人との関係に帰着します。豪州の地にあって、日夜奮闘と苦労を重ねておられる皆様方のお姿を頭と心に刻みつけつつ、帰国後も引き続き日本と豪州との関係の増進に貢献したいと念じております」

 これまで、日豪プレスの取材にも幾度となく応じて頂いた山上大使に、弊社スタッフ一同からも心からの謝意をお伝えしたい。

WABORIの皆さんと
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