年末年始の旅行予定崩壊に困惑の旅行者も
北部準州(NT)は、12月31日24時より、大シドニー都市圏からの旅行者の入域を規制しており、また、入域する者はダーウィンのハワード・スプリングズまたはアリス・スプリングズで2週間の強制隔離に入ることが義務づけられている。
また、準州自治政府は準州民に対して、NSW州全域およびメルボルン都市圏への旅行を考え直すよう呼びかけている。
NTは、VIC州に対しては州境を開いている。
QLD州は、12月11日以降に大シドニー地域に入った者の州入域を規制している。同地域から帰宅するQLD州民は、州境申告パスを用意し、空路でQLD州に入り、さらに政府の指定する隔離所で14日間過ごさなければならない。
QLD州はVIC州に対しては州境を開いている。
ACTは、12月31日現在、VIC、NSW両州に対して準州境を開いているが、12月11日以降にシドニー・ノーザン・ビーチーズ地域に入った者は同地域を離れた時から14日めまで自己隔離に入り、検査を受けることが義務づけられている。
また、12月21日以降に大シドニー、中部海岸両地域、ウロンゴン地方自治体域に入った者は、当該地域を離れた時から14日間の自己隔離に入り、検査を受けることが義務づけられている。
NSW州内で最近にコロナウイルス陽性者が発生した地域に入った者はすべてACTに入る前に申告書に記入しておかなければならない。また、ACT準州民に対して、ノーザン・ビーチーズ、大シドニー地域、中部海岸地域、ウロンゴンに行かないよう呼びかけが出ている。
TAS州は、大シドニー地域を出てから14日以内にTAS州に入る者は、適切な宿泊施設または政府の指定する宿泊施設で自己隔離に入らなければならず、その経費は本人負担とする。
NSW州内のそれ以外の地域およびVIC州全域に対してはTAS州は州境を開いている。
■ソース
What border restrictions are in place in each state and territory for NSW and Victorian travellers