NSW州、新たに7人の陽性者判定

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ノーザン・ビーチーズ南地区のロックダウン解除

 NSW州では、1月1日午後8時までの24時間に新たに7人が陽性と判定された。また、1月2日にはグラディス・ベレジクリンNSW州首相が新たな規制を発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 規制変更は大シドニー地域の規制強化の他、ノーザン・ビーチーズ南地区のロックダウンが解除され、大シドニー地域と同等の規制が適用されるなどの変更がある。

 1月2日、ケリー・チャントNSW州主席医務官は、7人の新陽性者のうち6人は既知のクラスターとの関連が判明しているが、シドニー・インナー南西部在住の1人については調査を進めている。

 また、5人はシドニー都市圏西部と南西部の在住者で、オーバンのベララ・クラスターとの関連が判明しており、このクラスターは現在7人になっている。

 また、1人は、コロナウイルス患者輸送従事者で既に陽性と判定されていた者との同居家族で、いずれも感染力のある期間の隔離に入っている。

 また、ベレジクリアン州首相は、「衛生専門家は、ノーザン・ビーチーズ南地区の感染リスクは消滅したと勧告している」と発表した。ただし、北地区の7万人ほどは自宅に人を招くこともできず、不要不急のビジネスは休業を命じられ、戸外での運動やレクリエーションの集まりは5人を上限としている。この北地区の宣言は1月9日まで有効。

 1月7日からオーストラリアとインドの間でクリケットのテスト・シリーズが4回行われることになっており、ベレジクリアン州首相は、保健当局が一通りの可能性を検討し、コロナウイルスを考慮した安全な計画を編成するとしており、テスト・マッチがスーパースプレッダーになる可能性が指摘されていたことに対して、「州政府は適正なバランスで対処したい」と語っている。

 1月1日の検査回数は31,864人で、ホテル隔離中の検査で12人が陽性と判定されている。
■ソース
NSW records seven COVID-19 cases, mandatory masks introduced in Greater Sydney

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