ベララ・クラスター陽性者、州西部旅行
シドニー都市圏西部ベララ地区のクラスターはさらに増加を続け、1月4日午後8時までの24時間に新たに4人が市中感染の陽性と判定された。また、ベララ・クラスター関連の陽性者1人が州西部に旅行し、いくつかの商業施設やキャンプ場に立ち寄っているため、同時間帯に同じ施設に居合わせた人々には検査を受けるよう呼びかけが出ている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
また、4日午後8時以降に1人が陽性と判定されたがこれは1月6日発表の統計に回されている。4人のうち2人はベララ地区で買い物をした40代の男女だった。その他に、ベララ・クラスター患者からの家庭内感染1人、クロイドン・クラスター関連が1人、陽性と判定されたが、関係者全員が感染期間中の隔離に入っており、ケリー・チャント主席医務官は、「市中感染のリスクはない」と発表している。
ただし、ベララ・クラスター関連の18歳の男性が1月初めにオレンジ、ニンガン、ブロークン・ヒルにキャンプ旅行しており、その後に陽性と判定されているため、感染源になった可能性が気づかわれている。
男性は1月2日午前中にブロークン・ヒル市のGourmet Cribtinに立ち寄っており、同3日正午から2時間の間、オレンジ市のBirdie NosheryとDrinking Establishmentに立ち寄っている。同日時にこれらの商業施設に立ち寄った者は全員濃厚接触と見なされ、直ちに検査を受け、また検査結果に関わらず2週間の自己隔離に入らなければならない。
また、同2日から3日にかけて、ニンガン地区のNyngan Riverside Caravan Parkに滞在しており、同日時に同じ施設にいた者は全員検査を受け、自己隔離に入らなければならない。その他、1月2日昼前にブロークン・ヒル市のBroken Hill Shell給油所に立ち寄った者、同3日午前中にNyngan BP給油所に立ち寄った者は症状に注意するよう呼びかけが出ている。
男性は、ベララ地区のBWSに陽性者が立ち寄った時間帯に同店に来ており、NSW州保健局のテキスト通知で検査を受け、陽性と判定された。ただし、男性の症状は非常に軽いと発表されている。
■ソース
Berala cluster grows as NSW records four new local COVID-19 cases