脊椎損傷手術避け、長期療養快復か
3月13日付ABC放送(電子版)は、「ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、休暇明けの3月9日、出勤準備中に濡れた階段で滑り、転倒、肋骨骨折と脊椎損傷で病院の集中治療室(ICU)で治療を受けていたが、ICUから普通の病床に移され、当面手術の予定はなく、時間をかけた療養で快復を目指す見こみになっている」と伝えた。
メルボルンのプリンス・アルフレッド病院のスティーブ・マグラクリンICU部長が簡単な声明を発表し、「州首相は気分も良好で容体も安定してる。現時点では手術の予定はない」としている。
一方、アンドルーズVIC州首相は、「医師からは、快復もリハビリテーションもこれから長い道のりだと伝えられた。医師や看護師、病院職員には深く感謝している」とツイートしている。
ABC放送は、「アンドルーズ株首相は、背中T7脊椎の骨折の他、肋骨も数本折れている」と伝えている。
同病院の整形外科医は、「州首相が100%執務をこなせるようになるまでには何週間か何か月ほどの時間がかかる見こみ」と伝えている。
州首相職は、アンドルーズ氏が快復するまで教育・精神衛生担当のジェームズ・マーリノ州副首相が引き受けることになっている。
VIC州政府はリサ・ネビル警察大臣が持病のクローン病に伴う合併症からの快復中であり、5月まで疾病休暇を取っている。
■ソース
Daniel Andrews moved out of intensive care after fall, with no plans for surgery