「シドニーの4自治体から来た者はロックダウン守れ」

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QLD州主席医務官がQLD州の適用規則発表

 6月25日、NSW州政府がシドニー都市圏東部4地方自治体にロックダウンを発令したことを受け、QLD州のジャネット・ヤング主席医務官は、「同4自治体からQLD州に入った者はNSW州政府の発令したロックダウンに従うよう」指示した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ヤング主席医務官は、「シドニー、ウェイバリー、ウラーラ、ランドウィックのロックダウン4自治体からQLD州に入った者に対するこの指示は6月26日午前1時より発効する。その者は同時点での所在地に留まり、通勤・通学、必要食料品その他の商品やサービスの購入、屋外での運動、親戚の介護及び温情的な理由という4つの認められた理由でのみ外出を認められる」と発表している。

 さらに、「QLD州政府は、この4自治体を6月11日に遡ってホットスポットに指定する」と発表した。これにより、6月26日午前1時以降にQLD州に帰ってくるQLD州民で、過去2週間以内にこのホットスポット地域に立ち入ったことがある場合にはホテル隔離に入らなければならなくなる。

 QLD州民でない場合には過去2週間以内にこのホットスポット地域に立ち入ったことがある者はQLD州への入域を禁じられる。

 また、NSW州とQLD州の州境周辺地帯の間を移動する者は、6月28日午前1時より、Queensland Travel Declarationに記入して提出しなければならなくなる。

 ヤング主席医務官は、「これまでの新陽性者には瞬間的な接触で感染している者もいることから、NSW州で感染者の立ち寄った施設が210箇所にものぼっていることは非常に懸念される。しかも、そのリストは1日に何度も更新され、増え続けているため、心当たりのある者は頻繁にチェックすることが大切だ」と語っている。また、「QLD州からNSW州に旅行することは論外だ」と語っている。

 QLD州では先週のホテル隔離から漏れたウイルスの感染者が2人現れているが、ヤング主席医務官は、いずれも隔離中に判定が出ており、感染経路も把握しているため、市民に対する危険は非常に小さいと語っている。
■ソース
Queensland says people who have been in four Sydney council areas must follow Posted 8hhours ago, updated 8hhours ago

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