ブリスベン市内の50代の女性が感染源不明で10日間
10月4日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、10月3日午後8時までの24時間に1人が陽性と判定されたと伝えている。
この陽性者は、ブリスベン市内の50代の女性で感染源不明の市中感染者で感染可能な時期に10日間市中を移動していた。
この女性の感染源を突き止めるため、現在ゲノム解析を進めている。一方、感染が懸念される施設が何カ所か新たにリストに載せられている。
スティーブン・マイルズ州首相代理は、「この女性患者はフィツギボン在住でマッサージ業で働いており、移動経路からも既知のクラスターとの関連がつかめず、当局は、女性がどこでウイルス感染したのか急遽調査を進めている。
ジャネット・ヤング主席医務官は、「症状を感じたら誰でも検査を受けるべきだが、とりわけフィツギボン地区、レッドクリフからチャームサイド、キャノン・ヒルにかけての住民は是非検査を受けるよう呼」にと呼びかけている。
さらに、「女性は、既知の感染が憂慮される施設には入っておらず、これまでのところ、濃厚接触があったと認められる場所も確認されていない。
「一方、女性が感染力のある時期に立ち寄った施設についてはすべてリストに載せている。また、すべての施設をリストに載せているかどうか、女性に面接して可能性のある施設を調べだしていく。女性は2回の完全接種済みであり、女性の家族も検査の結果、全員が陰性だった。また、女性の周辺では1人も陽性者が見つかっていない」と語っている。
■ソース
Queensland records one new community case of COVID-19, authorities investigate mystery source of Brisbane woman’s infection