NSW州、10月11日からの道程にペロテット変更

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コロナウイルス陽性者新たに587人、死者8人

 10月7日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、同6日午後8時までの24時間に新たに587人が陽性と判定され、8人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。

 また、ドミニク・ペロテット新NSW州首相は、10月11日から予定されているロックダウン規制緩和の道程に変更を加えたと発表している。

 変更の一つとして、学校での対面授業再開を予定より早めるとしている。

 また、11日より、完全接種者はかなりの自由が回復し、100日間以上も閉鎖されていたレストラン、ジムなどの利用が解禁になる。

 ホスピタリティ、小売り両部門の緩和内容に変更はなく、変更箇所としては、個人宅に集まることのできる完全接種成人の数が5人から10人に増やされる。また、公共空間に集まることのできる完全接種成人も20人から30人に増員される他、結婚式、葬儀に出席できる人数も50人から100人に増える。

 屋内水泳プールが再開され、宗教祭礼での歌唱は合唱団を含め上限10人まで許可される。

 また、10月6日午後8時までのコロナウイルス感染死者は8人にのぼっており、シドニー都市圏西部の20代の男性は、死後の検査でコロナウイルス陽性と判定されている。

 16歳以上の人口の80%が完全接種済みになると予想される10月25日には規制がさらに緩和されることになっているが、ペロテットNSW州首相は、この道程についても変更を加えている。

 オフィス建物内でのマスク着用が任意になり、個人宅に集まる成人の人数上限が20人になる。また、公共空間では成人50人までが集まることができるようになる。ナイトクラブも再開できるが、未だダンスは認められない。チケット着席制の野外イベントでは3,000人まで許可される。

 また学校での対面授業も前倒しで再開され、小学校1年生になる前の1年間のキンダーガーテン、1年生、12年生は10月18日から登校。その他の学年は10月25日から登校となる。

 コロナウイルス感染症患者は911人が入院しており、そのうち181人がICUに収容され、85人が酸素吸入装置を着けている。
■ソース
NSW introduces ‘major changes’ to roadmap out of COVID-19 lockdown from Monday

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