毎年の渋滞、ダブル・デメリット・ポイントに注意
この夏のクリスマス、年末年始の休暇シーズンは海外旅行が禁止されているため、国内旅行が例年より増えることが予想されており、交通当局も例年を上回る交通量に備えている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
海外旅行が禁止され、また、州境閉鎖も解除されてきたとはいえ、コロナウイルス・アウトブレークが起きれば再び閉鎖が起きることも考えられるため、この夏、NSW州民は記録的な数で郡部を旅行先に選ぶことが予想されている。
シドニー都市圏から脱出する場合にもラッシュ・アワーを避ければ渋滞に巻き込まれるチャンスも減る。そのため、NSW州政府は主要幹線道路の渋滞時を避けるガイドを発表し、また、渋滞を避ける最適な時間帯を紹介している。
中でも、クリスマス直後からシドニー都市圏住民は12月26日のボクシング・デーと27日の日曜日に北南西の3方向に脱出を図るため、もっとも道路混雑が予想される日とされている。
北行きはニューカッスルから北で12月26日から30日まで渋滞が予想され、南行きはナウラとベイトマンズ・ベイで26日から29日まで混雑が予想される。また、南部海岸地域の北行きもウラデュラ、ジャービス・ベイで12月26日から30日まで渋滞が予想される。
また、12月18日から23日までの時期はコフス・ハーバー、ヘクサム・ブリッジでさらに渋滞が予想される。
原則として、北行きと西行きでは都市圏を脱出する時間帯として最悪なのは午前9時から午後3時30分。
また、南行きは午前11時から午後6時までを避け、さらに帰宅時刻も午前9時から午後3時半を避けることとしている。
■ソース
Holidaymakers leaving Sydney urged to avoid peak hours during summer
https://www.smh.com.au/national/nsw/holidaymakers-leaving-sydney-urged-to-avoid-peak-hours-during-summer-20201211-p56mlp.html