パーム･ビーチ､アバロンなど10商業施設に警報
12月16日､パーム･ビーチ､アバロンなどシドニー北部海岸地域で陽性者の発生と商業施設に警報を発したことが伝えられている｡
ABC放送(電子版)が伝えた｡
NSW州保健局は､シドニー都市圏南西部在住の航空乗務員送迎バンの運転手が陽性判定を受けたのに続いて､シドニー北部海岸地域で新たに2人がコロナウイルス陽性と判定されたこと｡またその立ち寄り先10箇所に接触追跡警報を発したと発表｡軽い症状でも感じれば検査を受けるよう呼びかけている｡
この北部海岸地域の2陽性者はこれまでに明らかになっている感染者とは何の関連も突き止められておらず､アバロン周辺の商業施設に警報が出されるとともに､接触追跡調査進められている｡
北部海岸地域の陽性者は60代の女性1人と70代の男性一人で2人は濃厚接触があった｡この新陽性者発生で接触追跡の他､検出したウイルスのゲノム解析も進められており､24時間か48時間以内に株のタイプが判明すると感染経路が突き止められる可能性がある｡
2人は12月13日と15日にアバロンのHungry Ghost Cafe､13日にパーム･ビーチの女性更衣室､Coast Palm Beach Cafe､13日と15日にAvalon Bowling Club､14日にはアバロン･ビーチのSneaky Grind Cafe､Barramee Thai Massage and Spa､Bangkok Sidewalk Restaurantなどを訪れている｡
また､次の商業施設に立ち寄ったことのある人は検査を受け､陰性判定が出るまで自己隔離するよう呼びかけが出ている｡12月14日にアバロン･ビーチ､カリール･ショッピング･ビレッジのOliver’s Pies､モナ･ベールのBing Lee､12月13日と15日にアバロン･ビーチのWoolworths｡
NSW州保健局は､ノーザン･ビーチ地域の住民は症状に注意し､少しでも症状が現れれば直ちに検査を受けるよう呼びかけている｡
陽性判定を受けた航空フライト乗員送迎バン運転手は12月11日にピークハースト地区ガノンズ･パークのサッカーに来ており､同日午後4時半から5時半までにこのし合いに来ていた者は全員が日常接触と見なされている｡
また､男性と同居の3人はすでに陰性の判定を受けている｡
■ソース
NSW records two new cases of COVID-19 on Sydney’s Northern Beaches, 10 venues on alert
