ノーザン･ビーチーズのRSLクラブ中心にクラスター
シドニー北部海岸地域では昨日の2人に続いて､今日もさらに3人が陽性と判定された｡
ABC放送(電子版)が伝えた｡
NSW州保健局ではアバロンRSLが感染経路と見ており､また､陽性者1人のパートナーは､アバロンのピットウォーター･パームズ･リタイアメント･ビレッジに勤める女性であることから､ノーザン･ビーチーズ地域の高齢者介護施設は入居者の安全のためにロック･ダウンされることになる｡
12月17日朝にはこの女性と､もう1人､フレンチズ･フォーレスト居住の60代の男性と発表されている｡しかし､同日中にさらに1人が陽性と判定されている｡
ケリー･チャント主席医務官は､｢保健局では接触追跡を進めるとともに､アバロンRSLに来ていた誰かが感染源と判断しており､同クラブに立ち寄った人はすべてコロナウイルス検査を受けるよう｣呼びかけている｡
また､アバロンの高齢者介護施設の入居者と職員も直ちに検査を受け､自己隔離に入るよう保健局の呼びかけが出ている｡
ブラッド･ハザード保健相は､｢フレンチズ･フォーレストの男性が､『Nothing Too Serious』という名のバンドのメンバーであちこちのステージに出ている｣と発表しており､チャント主席医務官も､｢男性は12月11日にアバロンRSLクラブにバンドの一員として出演している｣と語っている｡
NSW州保健局では､12月13日午後にペンリスRSLクラブに立ち寄った者､12月14日午後早くにキリビリ･クラブに立ち寄った者も直ちに検査を受けるよう呼びかけが出ている｡
■ソース
Three more people test positive for COVID-19 in Sydney, Northern Beaches total now five
