NSW州ノーザン・ビーチーズ、クリスマス前規制に戻る

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新陽性者9人、うち8人はアバロン・クラスター関連

 NSW州では12月25日午後8時までの24時間に約4万人が検査を受け、9人が新たに地域内感染による陽性と判定された。うち6人は同居家族であり、他の2人とともにアバロン・クラスターとの関連が判明している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「残る1人については調査中だが偽陽性の可能性もある」と語っており、ケリー・チャント主席医務官は、「この患者はボンダイ在住であり、ノーザン・ビーチーズ・アウトブレークとの関連が見つからない。引き続き調査している」と発表している。

 また、ベレジクリアン州首相は、「クリスマスの間、緩和されていたノーザン・ビーチーズ全域のロックダウン、規制は12月27日真夜中より12月30日真夜中までクリスマス前の規制に戻す。また、ノーザン・ビーチーズ地域北地区では、屋外であれば子供も含めて5人までが運動やレクリエーションで集まることができる。また、南地区では同じく10人まで集まることができる」と発表している。

 いずれも、外出が許されるのは、通勤、通学、運動、人道理由に限られる。

 またノーザン・ビーチーズ全域については、域外の市民は域内の友人家族を訪問することはできない。

 ベレジクリアン州首相は、「この戦略はウイルス伝播を芽のうちに摘み取ってしまおうということであり、既に短期間のうちにウイルス抑制に向かっている。今後2,3日のうちに大晦日の規制について明らかにすることができると考えている」と語っている。
■ソース
NSW records nine new local COVID-19 cases, northern beaches restrictions to revert to pre-Christmas levels

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