安全な大晦日に向けて前日までクリスマス前レベルに
12月26日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が、同日付でグラディス・ベレジクリアンNSW州首相とケリー・チャント主席医務官の発表した12月27日24時から同30日24時までのシドニー地域の規制の内容を掲載している。
ノーザン・ビーチーズ北地区は、ピット・ウォーター・ロードがサウス・クリークを渡るナラビーン・ブリッジの北岸とモナ・ベール・ロードのバハイ寺院東側を結んだ線より北の部分。南地区は同線よりマンリーまでの部分。
ノーザン・ビーチーズ北地区はクリスマス前の「外出禁止」規制に戻り、同居家族を除いて屋内での集会は禁止される。ただし、運動、レクリエーション目的で屋外に集まることは子供を含めて5人まで認められる。北地区内の住民が地区外に出ることも、地区外の住民が地区内に入ることも認められない。北地区の住民は、食料その他の生活必需品やサービスの購入、在宅勤務・学習ができない場合に限り通勤通学、運動、医療・介護などの理由でのみ外出が許される。
ノーザン・ビーチーズ南地区もクリスマス前の「外出禁止」規制に戻り、同居家族を除いて屋内での集会は禁止される。ただし、運動、レクリエーション目的で屋外に集まることは子供を含めて10人まで認められる。南地区内の住民が地区外に出ることも、地区外の住民が地区内に入ることも認められない。
また、ノーザン・ビーチーズ地域に住所を持つ者で、現在すでにNSW州内の他の地域に滞在している者は、滞在中の地域に14日以上滞在している場合には上記規制から除外される。しかし、14日に満たない場合には、現在の滞在地に関わらず、14日が経過するまで通常の定住所に適用される規制が適用される。また、その者は引き続き屋外での集まりも2人に限定される。
大シドニー地域、中部海岸地域、ウロンゴン、ネピアン・ブルーマウンテン地域の住民については、規制内容に変更はない。また、屋内での集会は子供を含めて10人までとする。
シドニー都心部に勤める者はできる限り在宅勤務するよう呼びかけが出ている。
■ソース
Sydney’s rules for the next three days