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【注意喚起】オーストラリアでの違法薬物所持・使用は犯罪─シェアハウス内にあることで所持の罪に問われる可能性も! 

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 近年、オーストラリアでは、若者を中心に覚せい剤や大麻が蔓延し、脱法ハーブなどが大きな社会問題となっており、大麻の所持・吸引などで捕まるワーキング・ホリデー・メーカーや学生が散見されている。薬局で処方箋による大麻の購入が可能なため、合法と考えている人がいるが、それは間違えだ。今回は、クィーンズランド警察で上級調整官として勤務し、異文化デベロップメントの専門家である平野尚道氏(Japan Community of Queensland Inc.)に違法薬物の所持や使用、製造・栽培、または販売の違法性について解説して頂く。 

 クィーンズランド州での罰則は薬物の種類や量によって異なりますが、薬物犯罪は非常に重く受け止められ、厳罰が科せられます。スケジュール1の薬物(アンフェタミン(覚醒剤)、コカイン、ヘロイン、LSD、エクスタシーなど)は、スケジュール2の薬物(大麻(マリファナ)、モルヒネ、バルビツール酸塩など)よりも重い刑罰が科されます。例えば、ヘロインの供給には最高25年の懲役刑が科されるのに対し、大麻の供給には最高20年の懲役刑が科せられます。 

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違法薬物の所持 

 所持は薬物の所有とは異なります。購入していなくても、使用していなくても、薬物を所持している可能性があります。例えば、シェアハウスの中に麻薬があることを知っている場合、それが他人のものであっても、所持の罪に問われる可能性があります。 

違法薬物の供給と密売 

供給は広範な法律用語であり、以下を含みます。

・薬物を与える、配布する、販売する、管理する、または輸送する。
・薬物の提供、頒布、販売、管理、輸送または供給を申し出ること。
・薬物の提供、頒布、販売、管理、輸送または供給を準備すること。

また、密売とは、商業活動の一環として薬物を供給するビジネスを行うことを指します。

麻薬道具の所持 

 薬物犯罪に使用された、または薬物犯罪に使用されることが意図されている場合、薬物を摂取するために使用されるもの(例:ボング、パイプ、注射器など)、実際に大麻の所持で起訴されなくても、ボングの所持で起訴される可能性があります。 

 クイーンズランド州では、ニコチンを含む電子タバコと電子タバコ製品は、処方箋があり、薬剤師から供給されるか、治療用品管理局(TGA)の手続きを経ない限り、違法です。 

 Japan Community of Queensland Inc.では無料悩み相談会を実施しています。不安なことや悩みがあれば、ぜひご参加ください。申し込みは、下記Eメールまで、日本語でどうぞ。 

Japan Community of Queensland Inc. 無料悩み相談会 

日時:11月15日10AM〜1PM 
場所:サウスポーと図書館(Southport Library)ミーティング・ルーム(Corner Garden and, Lawson St, Southport QLD 4215) 
Emailevent@jcq.org.au 





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