シドニー・ フェスティバル2021 お薦めプログラム11選
パフォーマンスとビジュアル・アートの祭典「シドニー・フェスティバル」の、今年のテーマは「オーストラリアン・メイド」。国内アーティストによる約130のイベントから、お薦め11選を紹介する。
開催概要
●日程:1月6日(水)〜26日(水)
●会場:シドニー市内、パラマタ市内各所など
●Tel:(02)8248-6500
●Email: mail@sydneyfestival.org.au
●Web: sydneyfestival.org.au
●備考:COVID-19感染拡大防止の検温のため、開演の最低10分前までの会場への到着が推奨されている。会場では12歳以上の観客に対し、マスクの着用が必須となっている(詳細はこちらのページを参照)。必ず持参しよう。
プログラム
市内各所で配布。公式ウェブサイトの「Plan Your Festival」ページから、プログラムやイベント・カレンダーのダウンロード可。
チケット
公式ウェブサイトの各イベント・ページから購入(購入手数料あり)。早期購入限定で、対象イベント3件以上のチケットを同時購入で10%オフになる「マルチパック」のサービスあり。チケットに関する問い合わせはEメールで事務局まで(Email: ticketing@sydneyfestival.org.au)。
FAMILY
01 A Bee Story / ビー・ストーリー
森林火災で壊れた巣を作り直す、女王蜂と働き蜂の物語をお芝居で楽しもう。アクロバット、ダンス、音楽が満載の45分のステージが、自然環境やサスティナビリティー、コミュニティーに潜む課題を教えてくれる。
●日程:1月6日(水)〜10日(日)
●料金:$25
●Web: sydneyfestival.org.au/events/a-bee-story
TALK
02 Walkleys Live: The Journalist Gene /
ウォークリーズ・ライブ:ジャーナリストの遺伝子
優れた報道を評価する「ウォークリー・アウォード」の受賞者によるトーク・イベント。2014年のリンツ・カフェ人質立て籠もり事件から、2019/20年の森林火災まで、臨場感あふれる報道現場の物語は必聴だ。
●日程:1月21日(土)〜24日(火)
●料金:一般$25、他
●Web: sydneyfestival.org.au/walkleys-live
CIRCUS & DANCE
03 Humans 2.0 / ヒューマンズ2.0
QLD発の次世代サーカス集団「サーカ(Circa)」の、大ヒット公演「ヒューマンズ」がバージョン・アップして登場。人間の存在を追求し、アクロバットとサーカスの極限を探る、希望に満ちた公演をお楽しみに。
●日程:1月13日(水)〜20日(水)
●料金:一般$55〜65、他
●Web: sydneyfestival.org.au/events/humans-two
04 In Situ / イン・シチュ
シドニーの10人の演出家による振り付けで次世代ダンサーたちが踊る、サイト・スペシフィック・パフォーマンス。スマートフォンとヘッドフォンを使い、屋外の会場を歩きながら観賞するユニークなスタイルを楽しもう。
●日程:1月21日(木)〜24日(日)
●料金:$29
●Web: sydneyfestival.org.au/events/in-situ
AUSTRALIAN MUSIC
05 Heartland / ハートランド
ディジュリドゥの巨匠ウィリアム ・バートンと、バイオリン奏者ベロニク・セレットの共演。アボリジナルの伝統文化であるソングラインと現代のストーリーテリングを融合し、瞑想的なサウンド体験へと誘ってくれる。
●日程:1月15日(金)
●料金:一般$49、他
●Web: sydneyfestival.org.au/events/heartland
CLASSICAL MUSIC
06 Sydney Symphony Under the Stars /
シドニー・シンフォニー・アンダー・ザ・スターズ
夏の夜空の下で楽しむ、シドニー交響楽団による演奏の夕べ。敷物やドリンク持参で、チャイコフスキーから20世紀の映画音楽まで、美しい旋律に耳を傾けよう。無料だが、人数制限があるためチケット予約を忘れずに。
●日程:1月23日(日)
●料金:無料(要予約)
●Web: sydneyfestival.org.au/events/sydney-symphony
07 Universal Woman / ユニバーサル・ウーマン
12世紀ドイツの修道女にして作曲、科学、哲学も探究したヒルデガルト・フォン・ビンゲンを創造性を祝う、オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団の演奏会。ビンケン自身の作品も登場する異色の演目に注目だ。
●日程:1月18日(月)〜23日(土)
●料金:$70
●Web: sydneyfestival.org.au/events/universal-woman
THEATRE
08 H.M.S. Pinafore / H.M.S. ピナフォア
階級闘争やイギリス例外主義などの慣習への鋭い風刺が利いたライト・オペラ。階級社会のビクトリア朝時代、イギリスで船乗りと恋仲の娘ジョセフィーヌは、父親が決めた結婚相手から逃亡を試みるが……。
●日程:1月13日(水)〜23日(土)
●料金:$53〜59
●Web: sydneyfestival.org.au/events/hmspinafore
VISUAL ART & EXPERIENCE
09 Duba / デューバ
没入体験型の屋内ガイド・ツアーで、絶滅の危機に瀕する動物や虫、植物の世界に触れてみよう。マリックビル拠点の革新的アート集団アース(Erth)による、人形劇ベースの美しい世界観は、大人にこそお薦めだ。
●日程:1月8日(金)〜24日(日)
●料金:$20
●Web: sydneyfestival.org.au/events/duba
10 Mariw Minaral (Spritual Patterns) / アリック・ティポティ展:スピリチュアル・パターン
伝統を受け継ぎ、現代に学んだトレス諸島出身のアーティスト、アリック・ティポティ(AlickTipoti)の作品展。複雑なリノカット版画や、評価の高い彫刻作品に加え、先祖代々伝わるマスクも展示される。
●日程:開催中〜1月31日(日)
●料金:無料
●Web: sydneyfestival.org.au/events/mariw-minaral
CLOSING EVENT
11 The Vigil / ザ・ヴィジル
1月25日の夕方から翌1月26日の夜明けまで、バランガルー地区でオーストラリア先住民の文化と共に真夏の夜を過ごそう。エネルギーあふれるダンスやパフォーマンスが、今年もシドニー・フェスティバルを締めくくる。
●日程:1月25日(月)〜26日(火・祝)
●料金:無料(要予約)
●Web: sydneyfestival.org.au/events/vigil