【秋特集】 芸術の秋 / 食欲の秋 / 読書の秋
特別寄稿
シドニー在住のカフェ巡り大好き女子MACOがお勧めのカフェを紹介
Haven Specialty Coffee
MACO
メルボルンに1年間滞在後、現在シドニー在住3年。コーヒーが大好きで、インスタ映えのするカフェ巡りに奔走するなど最先端のカフェを日々探し歩き、いつしかライフワークに。来豪後、甘い誘惑に負け体重も一時増加したが食べたいものをオーダーしたい! という思いからエクササイズにも果敢に取り組んでいる
コンセプトは第二の我が家、遠方からもファンが訪れるリラックス空間
今回、私が訪れたHaven Specialty Coffeeは、ローズベリー店とダーリング・スクエア店(エスプレッソ・バーと呼称)の2店舗展開をしている今注目のカフェです。今回は本店のローズベリー店にお邪魔しました。この地域はカフェの聖地・サリーヒルズや人気カフェの多いニュータウンやアレキサンドリアにもほど近く、落ち着きのある住宅街といった趣を持つエリア。元々サリーヒルズに座席60席の巨大な店舗を構えていましたが、ライトレール工事やコロナの影響から移転を決意。カフェの数はまだ多くはないですが、オーナーであるKit Tranさんは今後の需要を見越して、この場所を選んだそう。
オーナーのKitさん、そして共同経営者であるHerman Chiuさんは、共に香港出身。2人ともホスピタリティ・コーヒー業界で約10年の経験を持ちます。今回、取材で訪れている間にも、たくさんのお客さんがKitさんとの会話を楽しみに来店している様子が伺えました。
Kitさんは事業開発と運営に注力し、Hermanさんはコーヒー・マスターとしてコーヒー焙煎、トレーニング、品質管理を担当しています。
お店のコンセプトはサリーヒルズ店の時から変わらず、「お客様が安心・リラックスできる、第二の我が家のような快適な空間、時間を提供する」こと。コーヒーやフード・メニューへのこだわりはもちろん、経験から学んだホスピタリティを一番に考え、サービスを提供していると熱く語ってくださいました。
どのメニューも伝統的なカフェ・メニューにアジアン・フュージョンを加えたシェフこだわりの一品ですが特に人気のトップ3を紹介します!
BAE ROLL($15)
厚切りベーコン、目玉焼きやハッシュポテトをミルクパンで挟んだバーガースタイルのメニュー。自家製のチャーシューソースのほんのりとした甘みとジューシーさに病みつきになること間違いなし。
PRAWN SANDO($17.5)
オーストラリアでは珍しい耳なしサンドイッチパンに、エビを贅沢に使ったコロッケを挟み、とびっこをふんだんに乗せた見栄えも味もパーフェクトな一品。季節のピクルスも酸味を抑えているため子どもでも食べやすいテイスト。
HAVEN SIGNATURE DAIKON CAKE($18)
メニューにHAVEN SIGNATUREと記載のイチオシメニュー。干しソーセージとエビの入った珍しい自家製大根のケーキ! オーナーの出身地・香港のソースを使用していてアジア人の私にはどこか懐かしいようなお味。ベースに添えられている野菜がフライされた大根ケーキの油分を中和してくれる。
魅力的な商品が数ある中で私一番オススメの商品は、女子は基本大好きと言っても過言ではないフレンチトースト! 中にはアールグレイがほのかに香るカスタードが入っており、マスカルポーネ・クリームの上にのっているローズペタルがアクセントとなっている甘すぎない逸品。メルボルンスタイルのマジック・コーヒーとの相性が完璧です。
Haven Specialty Coffeeでは、ラテアートや注ぎ越しのワークショップ、コーヒー鑑賞会なども開催しています。私もDarling Square店にてPour Overをオーダーし、Hermanさんの技術を堪能させてもらったことがあります。自宅ではフィルター・コーヒーをよく淹れていますが、さすがプロの技術。豆の香り・旨みすべてを完璧に抽出する、贅沢なひと時を過ごすことができました。
地元の人々に愛されるHaven Specialty Coffee Rosebery店。周りに駐車場も多いので車で行っても安心。シティの人込みから離れ、落ち着いたブランチをぜひとも味わいに行ってみてください。
DATA
住所:5 Crew Place, Rosebery, NSW 2018
営業時間:月~金7AM~3PM、土・日8AM~3PM
Instagram:@havenspecialtycoffee、
Facebook:havenspecialtycoffee