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この夏、六本木ヒルズでおなじみの巨大蜘蛛がNSW州立美術館にやってくる/NSW州立美術館 ボランティアガイド便り

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執筆者=花咲三起子/ランゲージ・ガイド

Louise Bourgeois ‘Maman’ 1999, installed during the exhibition ‘Louise Bourgeois: To Unravel a Torment’, Museu de Arte Contemporânea de Serralves, Porto, 3 December 2020 – 20 June 2021 © The Easton Foundation, photo: Filipe Braga

 この夏、NSW州立美術館では、近代アートの巨匠たち「カンディンスキー展」と「ルイーズ・ブルジョワ展」が開催される。

 抽象絵画の先駆者の1人であるワシリー・カンディンスキー。50点以上の作品が集められたこの展覧会は、彼のミュンヘンでの創作活動の始まりから、モスクワ、ドイツそしてパリと、革命や世界大戦などに翻弄された時代に生み出された作品を通じて、類まれな芸術家としての生涯の全貌をたどる。今回は、多数のカンディンスキー作品を所蔵するニューヨークのグッゲンハイム美術館との共同企画で、豪州では過去最大規模のものとなる。

 そしてもう1つは、パリで生まれ、ニューヨークで活躍したルイーズ・ブルジョワの展覧会。今回は70年にわたるキャリアを持つ彼女の120点以上の作品を展示し、国内で開催されるブルジョワ展としては最大規模のもの。北館地下2階の「昼」の明るい部屋から、タンク・ギャラリーの「夜」の暗い部屋へと移動しながら、昼と夜、愛と憎しみ、静寂と混沌、そんな極端な感情の世界に足を踏み入れてみたい。また、彼女の世界的に有名な作品「Maman (1999) 」が国内で初めて展示されるのも見どころだ。

 両展覧会のチケットはウェブサイトで発売中。無料日本語ツアーの開催も予定している。詳細はウェブサイトで確認を。

●カンディンスキー展:11月4日~2024 年3月10日
●ブルジョワ展:11月25日~2024年4月28日

Art Gallery of NSW

Art Gallery of NSW

ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館。常設展入場無料。本連載は美術館の日本語ボランティア・ガイドが担当。「件名:Japanese Tour」でEメールによる日本語による問い合わせ可。
Web: www.artgallery.nsw.gov.au
Email: volunteerg@ag.nsw.gov.au





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