水道本管破裂で週末早朝の住宅地水びたし

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キングスウッド地区で100世帯以上が損害の騒ぎ

 8月31日、ペンリスの東、キングスウッド地区で水道本管が破裂し、100万リットルの水が流出、50人以上の住民が避難し、また100戸以上が被害を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午前7時15分頃、緊急番号に、水道本管が破裂し、道路が浮き上がったとの通報が入ったため、同地区のブリンジェリー・ロードとジェミソン・ロードの交差点に消防署員や警察が出動した。

 噴き出した水は数ブロックにわたって流れ、道路、住宅などに被害を出した。

 消防救助局は、「子供、障害者、高齢者など50人以上の住民の避難、救助を行った。また、持病のある住民2人は治療のため病院に輸送した」と発表している。

 シドニー水道局は、「破裂した本管を隔離し、ほとんどの住宅の配水を回復したが、一部の住宅は、本管の交換修理が終わるまで臨時の給水を行う」と発表している。また、破裂の原因などは現段階では不明で、本管の修理完了時期についてもまだ未定と発表している。

 この何週間かの間、シドニー都市圏では温暖乾燥気象条件が続くなどしており、水道管の膨脹や管接続の移動などが起きていることが知られている。

 当初、流出した水道水が住宅の下水管に流れ込んで溢れれば汚染された下水が水道水と混じって路上に溢れることが予想され、Hazmat隊員が現場に入り、洪水の汚染を調べた。

 警察官と消防署員は、交通整理を行っているが、破裂した水道本管を修理し、道路を再開するまでまだ数日かかるとみられている。
■ソース
Burst water main in Kingswood floods streets and damages over 100 homes

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