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シドニーで超高級レジデンスが開発、ペントハウスは1億4千万ドル

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シドニーの再開発地区バランガルーで現在、オーストラリアで最も高額となる超高級レジデンスが入居する複合タワー「ワン・シドニー・ハーバー(One Sydney Harbour)」が開発中だ。2023年後半に完成予定の同タワーは、オフ・ザ・プラン(設計段階で販売される物件)で住居販売を行っており、このほどペントハウスが約1億4,000万豪ドル(約104億円)で売却されたことが分かった。シドニー・モーニング・ヘラルドなど地元各紙が報じた。

ワン・シドニー・ハーバーの開発を行うのは、オーストラリアの不動産開発大手レンドリース。設計はイタリア出身で、「建築界のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞を受賞した世界的建築家レンゾ・ピアノ氏が手掛ける。ピアノ氏はこれまでにも、ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」やパリの文化施設「ポンピドゥー・センター」など、数々の建築物を設計してきた。

情報筋によると、今回ペントハウスを購入したのはオーストラリア国内の居住者で、投資用ではなく完成後は住居として使用するもよう。1,600平方メートルのペントハウスには、寝室9部屋、豪華な玄関ロビー、高さ8メートルの天井、屋上プール、スパ、フィットネス施設などを備え、マスター・ベッドルームは一般的な一軒家ほどの広さという。

ワン・シドニー・ハーバーは3棟の複合タワーで構成される。タワー1は高さ247メートルの72階建てで、集合住宅は317戸。タワー2は1よりやや低い60階建てで、集合住宅は297戸。両タワーは既に建設認可を取得済みだ。今月半ばには、30階建てで集合住宅210戸と商業スペースを備えた3棟目のタワー建設認可を、ニューサウスウェールズ州の独立計画委員会(IPC)より取得したばかり。

住居の販売価格は1平方メートル当たり10万豪ドル以上という。近年、バランガルーやサーキュラーキー周辺には高級レジデンスが続々と建設されており、ワン・シドニー・ハーバーも国内外の超富裕層から注目が集まっているようだ。

物件の完成予想図
物件の完成予想図
完成後物件からの眺望予想図
完成後物件からの眺望予想図
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