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1月25日、沖縄県の海外事業支援として初となる全豪沖縄県人会(シドニー、メルボルン、パース、ゴールドコースト)による合同イベント「Power of Okinawa 2025」が、ゴールドコーストのブロードビーチ・カルチュラル・センター(Broadbeach Cultural Centre)で開催された。
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各地の県人会会長が中心となりオンライン・ミーティングを重ね、舞台の内容や構成など準備は遠隔で実施。本番2日前に各州そして沖縄県から続々とメンバーが集まり、初の顔合わせが行われた。シドニーを中心に活動する沖縄太鼓ダンスのエイサーチャンプルー(Eisa Champ Roo)からは8人のメンバーが参加。「それぞれ事前に練習を重ねてきたとはいえ、実質1日半という限られた時間で微調整を繰り返し、舞台を創り上げるのはかなりのハード・スケジュールであった」と話す。
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沖縄県からは、舞台監督としてMa-sa(W_face)氏、舞台監督補助としてEita(W_face)氏が参加し、豊富な舞台経験を生かし、多方面から現地メンバーの強力なサポートとなった。そして迎えた本番当日は、会場は満員となった。ゴールドコーストで初めての沖縄伝統芸能にフォーカスした舞台ということもあり、日本や沖縄に興味のあるローカルの人びとが、ゴールドコーストはもちろん、ブリスベンなど各地から集まった。初めて見る沖縄魂あふれるすばらしい演舞に、客席からは大きな拍手がなり響き、最後は沖縄らしく観客を巻き込み、会場一帯となってカチャーシーを踊って締めくくられた。
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同イベントには、エイサーをはじめ、琉球舞踊、獅子舞、沖縄の楽器(三線・琴・笛)、空手、よさこいのコラボ、沖縄をベースに活動をしているアーティスト・W_faceが出演し、会場を盛り上げた。全豪から集まったメンバーによるエイサーは、大太鼓、締め太鼓、パーランクーなど数と音の厚みが増し、迫力の演舞となった。
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エイサーチャンプルーのメンバーは、「今回の新しい挑戦としては、沖縄から迫力ある大獅子、シドニーから雌の白い獅子、そして可愛らしい子獅子の登場だった」と話し、白い獅子と子獅子は実際の親子で共演。最後に獅子を脱いだ瞬間、会場は暖かな拍手に包まれた。
オーストラリアでは、現在シドニー、メルボルン、パース、ゴールドコーストに沖縄県人会があり、それぞれが沖縄の伝統芸能などを通して活動を行っている。今回、イベントを見逃した人は、ぜひ各州での今後の活動に注目して欲しい。
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沖縄創作エイサー隊「エイサーチャンプルー」は2017年に発足し、シドニーを中心に各地で催されるイベントで沖縄エイサーを披露。沖縄の伝統文化や音楽をオーストラリアに紹介することを目的とし活動している。
国籍や性別を問わず新メンバーを歓迎しているため、少しでもダンスや沖縄の文化、太鼓などに興味がある人、楽しく文化交流しながら新しいことに挑戦したい人などは、下記まで問い合せを。ビギナー・レッスンも随時行っている。
Eisa Champ Roo
Email: eisachamproo@gmail.com
Instagram: @eisa_sydney
Facebook: https://m.facebook.com/eisachamproo
YouTube: @eisachamproo286