●今月のお悩み●
最近の悩みはウッドやドライバーを使う時に、度々ヘッド・アップやスウェーして、十分な距離が得られないことです。改善のためのアドバイスをお願いします。
(小林さん=ゴルフ歴23年)
しゅり先生のワンポイント・アドバイス
ゴルフ歴が長くてステディなゴルフをされる小林さんでもお悩みがあるそうですね。
バック・スイングのトップでやや右ひざが 外側に動いてしまっているため(写真2)、ミス・ショットにつながっているのかもしれません。
アドレスの際に、両足の親指の付け根に体重を多く掛けると、足の内側が閉まるのでひざが流れにくくなります。そして、バック・スイングのトップでまだ少し左サイドに体重が掛かっているようなので(写真2)、左ひざを右ひざ近くに送るようにして体重移動をスムーズにしてください。
また、インパクトでは右足に体重が残っているので(写真4)、フォロー・スローでも体重移動に気を付けましょう。そして、フィニッシュの手の位置が高くて脇が開いているため(写真6)、トップしてしまうことがあるようです。フォロー・スルーでは低いフィニッシュをイメージしてください。脇が締まってミス・ショットが少なくなると思います
相談者の感想
右ひざが右に流れて、切り返しで元の位置に戻らずにミス・ショットにつながる。分かってはいても、できていなかったですね。またフォロー・スルーで、右足から左足の体重移動を低いフィニッシュをイメージするというアドバイスは非常に参考になりました。次回のラウンド・レッスンで再度コメントをお願いします!
しゅり先生プロフィル
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員
Web: www.ameblo.jp/shuriyasuda