●今月のお悩み●
ロング·アイアンやウッドなどのショットが左にいくことが多いので、ショットを安定させてもっとバーディーが取れるゴルフができるよう、アドバイスをお願いします。
(ザッカリー君=ゴルフ歴8年)
しゅり先生のワンポイント・アドバイス
小さいころからゴルフをしているザッカリー君は体も大きくなり、アンダーのスコアが狙えるようになってきました。早速拝見すると、まずはバック·スイングのトップで左ひざが出て、右腰が引けてしまい、うまく体重移動ができていないようです(写真2)。そのためバック・スイングがかなりインサイドに上がり、ダウン・スイングから腕の動きがアウトサイド・インの軌道になっています。そして、インパクトからフォロー・スルーで左肩が止まってしまっているので(写真5)、手首が返ってしまい、クラブ・ヘッドがクローズになってしまうことがあるのでは。まずは、バック・スイングで右腰を引かずに、もう少し右足に体重を掛けて、左ひざが前に(写真2)出ないように気を付けてください。バック・スイングのトップはあまりインサイドに引かず、右肩の位置くらいからの切り替えしでフォロー・スルー時の左肩には力を入れないように。腕はとてもよく振れているので、体重移動と腕の軌道に気を付けたらショットが安定すると思います。
相談者の感想
アドバイスをありがとうございます。左ひざのことは以前からとても気になっていましたが、写真で見ることでとてもよく理解することができました。体重移動と腕の軌道に気を付けることを心掛けて練習してみたところ、ロング·アイアンもドライバーもまっすぐ飛ぶようになりました。バーディーが狙えるゴルフができそうで楽しみです。がんばります!
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Email: email@shuriscountryclub.com
Web: ameblo.jp/shuriyasuda
しゅり先生プロフィル
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員
Web: www.ameblo.jp/shuriyasuda