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【PR】日系企業、必見!ベルリッツ・異文化理解トレーニング

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日系企業は知っておきたい! オーストラリアの文化のこと
クロス・カルチュラル・ソリューションズ

ベルリッツ(Berlitz)は英語を始め、ドイツ語やフランス語、日本語などさまざまな言語を学べる語学学校を運営しているが、各国の異文化理解をサポートする「クロス・カルチュラル・ソリューションズ(Cross Cultural Solutions)」のサービスも提供している。今回は、同社マネージング・ディレクターのローハン・ベーカー氏に同サービスの特長や異文化理解の重要性などについて話を伺った。

クロス・カルチュラル・ソリューションズの意義

1878年創業のベルリッツは、世界中に展開する語学学校という印象が強いのではないだろうか。実はそれは1つの側面でしかなく、その他に「クロス・カルチュラル・ソリューションズ(Cross Cultural Solutions)」と呼ばれる、国や地域で異なる慣習や言語の違いによって生じる異文化への理解を促すサービスも展開しているのだ。

個人や企業はそれぞれの目的に応じて、他の国・地域の文化をより良く理解する必要があり、ベルリッツはその手助けをすることができると、ローハン氏は話す。

「ある人は出張のために海外に行くでしょう、またある人は他国に移住するかもしれません。個人によって、必要としている情報には違いがあり、それぞれ異なった種類の問題を抱えていることでしょう。それは、単に文化の違いに起因するものかもしれませんが、いずれにせよ海外勤務では同僚たちとのコミュニケーション方法やマネジメントの仕方を理解する必要性もあるでしょう」

では、ベルリッツでは実際にどのようなプログラムが行われているのだろうか。

クロス・カルチュラル・ソリューションズには、オンライン上で異文化について学ぶことができる「Cultural Navigator」と専門の講師であるカルチャー・トレーナーによって対面でトレーニングが行われる「Face to Face」の2つのオプションがあるという。それぞれについて以下にまとめてみた。

【Cultural Navigator】:オンライン

パソコン(PC)やモバイル、タブレットなどで確認することができるシステム。他の国・地域の文化を知ることができることに加え、使用者の性格や特徴、考えなどをパーソナリティー・テストを通して導き出し、それを他の国・地域の文化と比較することができる。それにより、使用者と知りたい文化との差異を実感することが可能に。使用者がその文化にどう対応し、適応できるようになるかといった方法も示してくれる。
 「Cultural Navigator」は多言語で使用できるため、旅行の際や会議などの前にもすばやく確認ができる。
 世界で約14万人が使用しているシステムだ。

【Face to Face】:対面トレーニング

「Face to Face」は、主に国外の職場での特定の状況下における対処の仕方や習得すべきスキルなどについて、個人や企業に合わせカスタマイズしたプログラムで行われるトレーニング。その国のビジネス環境でのマネジメント方法や交渉の進め方、人のやる気の出し方や物事の決定プロセスなどについて学ぶことができる。
 20近くのトレーニング・トピックが用意され、それぞれに合ったものを選択することが可能。グループワークを通して、その国や地域の文化間の相違点を挙げてディスカッションを行い、なぜそうした相違が見られるのかを学習することができる。
 マネージャー職や海外支社CEOなどの上級職は、1対1でのトレーニングも可能。

上記から、「Cultural Navigator」は個人向け、「Face to Face」は企業・ビジネス向けという印象が持たれるが、もちろん企業がオンライン・システムを使うことも、個人が対面トレーニングを受けることも問題はない。

いずれにせよ、個人や企業が海外に出て行く際に不利な状況に陥ったり、お互いの認識や理解に関してできる限り齟齬(そご)が出ないように、クロス・カルチュラル・ソリューションズを通して、行き先の国・地域の文化をあらかじめ知っておくことは有効だと言えるだろう。

異文化について知っておくことの重要性

クロス・カルチュラル・ソリューションズにおけるターゲットについて、ローハン氏は以下のような人たちが当てはまるのではないかと挙げてくれた。

  1. 海外出張の多い人
  2. 多国籍企業で、他の国籍の同僚らと一緒に働く人
  3. 海外支社・事務所に異動するマネージャー職など上級職の人
  4. 移住や国際結婚などで新しい国で生活を始める人・家族

特に企業内での役職や、転勤や出張の際に触れることになる異文化に対する理解は、ビジネスに直接的な影響を及ぼすため、事前にしっかりと準備をしておきたい。クロス・カルチュラル・ソリューションズのトレーニングを受けるベルリッツの顧客には多国籍企業が多く、エネルギー関連、IT、小売、製薬、自動車などその分野は幅広い。またローハン氏は、世界的な金融機関の新入社員に向けて毎年、カルチャー・トレーナーとしてトレーニングを行っているという。オーストラリア国内にある日系企業も例外ではなく、その多くがトレーニングの機会を得ているとローハン氏は話す。

こうした資料を使用しながらクロス・カルチュラル・トレーニングが実施される
こうした資料を使用しながらクロス・カルチュラル・トレーニングが実施される

世界70を超える国・地域に拠点を持ち、多様な人材を抱えるベルリッツだからこそ常にその場所の文化にアンテナを張り、最新の情報を得ることができる。これはオーストラリアだけの問題にとどまらない。どの国・地域であろうと重要な要素となるため、ベルリッツでは世界に点在する各拠点で、このクロス・カルチュラル・ソリューションズのトレーニングを受けることができるのだ。

海外で円滑にビジネスを行うために

西洋人「上司はチームの一員」(左)、アジア人「上司は絶対的存在」(右)
西洋人「上司はチームの一員」(左)、アジア人「上司は絶対的存在」(右)
「Cultural Navigator」の使用方法を教えてくれたローハン氏(Photo: ©Naoto Ijichi)
「Cultural Navigator」の使用方法を教えてくれたローハン氏(Photo: ©Naoto Ijichi)

企業にとって海外で仕事を進める際には、自国とその国の文化(特にビジネスの場)を理解し、スムーズに事を進めることは喫緊の課題であるとも言えるだろう。

ベルリッツは語学力の向上とは別に、ビジネスに関連する国際市場での業績を向上させることを目標としている。そして、それは同時に文化をより良く理解することを意味するとローハン氏は話す。同氏は更にこう続ける。

「文化をより良く理解することで単純なミスが減り、人を怒らせたり混乱させたり、ビジネスや投資機会などの交渉中に問題が起きるようなことを避けられるようになります。そのためにも、その国や地域の文化における行動、スタイルを学ぶ必要があるのです。それらを知ることで、個人や企業は異なる環境にも順応しやすくなり、1人ひとりが販売、管理、交渉などのスタイルを変化させることができます。それらが改善されることで、ビジネスをより効率良く軌道に乗せることができるはずです。幾つかの国では、文化の違いに精通していないことで法的リスクを負ったり、安全面においても危険にさらされる恐れがあるかもしれないのです」

コミュニケーションやマネジメント、対応の仕方や得られる結果が大きく変わる原因となり得る異文化理解。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるが、“生きていく”ためにその地の文化を学習・理解することは非常に重要であると言えるだろう。

ローハン・ベーカー(Rohan Baker)
ベルリッツ・オーストラリア専務取締役。2000年から12年まで中国(香港)にある教育訓練を行う企業で勤務。中国及びアジア諸国に拠点を持つ企業のサポートをしながら、中国の大学で講義を受け持つ。12年からベルリッツ・オーストラリアに勤務、14年から現職


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