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語学力、キャリア・アップにフォーカス!グローバル人材としてオーストラリア/日本で「働く」①

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留学を志し来豪した際、日本に帰国後の就職·転職のために語学力向上や資格取得に励もうという人、現地での就職、キャリア·アップを目指そうという人は多いのではないだろうか。本特集では、日豪両国での就職に必要な準備や採用動向を始め、グローバル人材として活躍するためのヒントなどを、専門家のアドバイスと併せて紹介する。

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語学力アップ・資格取得

ビジネス・レベルの英語力の向上

来豪の目的として多く挙げられるものの1つに語学学習がある。語学学習のために来豪した人の中には、日常会話レベルではなくビジネス・レベルの英語力を身に着けたいと留学を決意した人もいるだろう。効率的に英語を学ぶためには、最終的に自分がどのレベルまで到達したいのか、目標をあらかじめ定めておくと良い。ひと言で「英語力を生かして働く」と言っても、①オーストラリアで働く、②日本にある一般企業/外資系企業で働く、③日本で英語を教える、④他の国で働くなどいろいろなパターンがある。将来のビジョンを明確にすることでオーストラリアでの英語学習の的が絞りやすくなるはずだ。

専門性を身に着けよう

就職活動が初めての人、これまでの職種や業界からのキャリア・チェンジを視野に入れている人は、専門的かつ実践的なスキルを身に着けておくことが大切だ。オーストラリアでは、VET(Vocational Education and Training)と呼ばれる就職や高等教育機関への進学に役立つ職業教育訓練を受け、コースの修了資格を取得して仕事に役立てることができる。そういった資格を提供しているのが、TAFE(テイフ、Technical and Further Education/職業訓練専門学校)と呼ばれる政府機関と、民間の専門学校(カレッジ)だ。実社会のニーズに基づいた専門知識や技術を得ることができ、各業界での実務経験者の講師陣が多いのが特徴だと言える。また、コースによってはインターンシップを含むものもあり、そうしたコースは就職を目指し知識と経験の両方を得ることができるのが強みだ。VETの学位はレベルに応じてサーティフィケート1~4、ディプロマなどがあり、受講期間は学位により数カ月から3年までと大きく異なる。

TAFEなどの専門学校では、幅広いジャンルの事柄が学べるので、興味のある分野や人材の募集状況などを考慮し、慎重に選択しよう。ビジネス(会計、金融、マネジメント、マーケティングなど)、IT、建築、エンジニアリング(航空、自動車、土木工学、海洋技術など)、チャイルド・ケアや高齢者介護、医学、看護学、フィットネス、アート(演劇、ファッション、ウェブ・デザイン、写真など)、メディア関連、ホスピタリティー(調理、旅行業など)、農業やワイン製造など、多種多様なコースが用意されている。

専門学校で学ぶ場合、コース選びを始め、最終学歴の成績証明書(英文)などの必要書類の事前準備が必要なので、手続きは余裕を持って半年前くらいから進めるのがスムーズだ。人気のコースは定員に達すると締め切られるため、早めに手続きをしよう。

J-SHINE、TECSOL、TESOL

「英語を教える」職業に就きたい人は、オーストラリアで以下のような資格取得のためのコースを受講することができる。教える対象や内容により資格の種類が異なるので事前にしっかり確認しよう。

  • J-SHINE

    日本の小学校英語指導者認定協議会が、英語指導者の養成のために定めた小学校英語指導者資格。受講し資格を取得すると、日本の小学校や英会話教室の児童コースでの就労が可能だ。

  • TECSOL

    「Teaching English to Child Speakers of Other Languages」の略称で、12歳未満の子どもに「英語を使って英語を教える」ための資格。世界的に認められている資格で、アクティビティーなどを通して楽しく英語を教える方法を習得する。

  • TESOL

    「Teaching English to Speakers of Other Languages」の略称で、12歳以上の子どもや大人に「英語を使って英語を教える」ための資格。実践的なコミュニケーション力を養う指導者向けで、TECSOLより高度な言語理論などを習得する。世界的に認められている資格。

オーストラリアで使える資格

オーストラリアでは、仕事に就く際、職務経験が重要視される。職種によっては経験に加えて有資格者であることが必須の場合があるが、未経験のジャンルの仕事に就こうと考えるのであれば、自己アピールのためにも資格取得は有効な手段となる。以下のような資格は、民間のカレッジなどで数日間のコースを受講して取ることが可能だ。

  • RSA(Responsible Service of Alcohol)

    アルコール飲料を扱う飲食店(パブ、バー、レストランなど)で必要とされる資格。この資格を持たずに顧客に酒類を提供することは法律で禁止されている。

  • バリスタ

    エスプレッソなど、コーヒーを作る上で専門的な知識を持つバリスタは、世界で通用する資格だ。中にはラテ・アートを習いたいという理由で学ぶ人も多い。政府公認の証明書と各学校発行の証明書がある。

実務経験を積み英語を生かす

オーストラリアで働くためには、電話での応対やメールの返信などの英語力が欠かせない。そして資格保持よりも実務が重視されるので資格を取るだけではなく、インターンシップや知人の会社を手伝うなど、実務経験を積んでおくと、より一層就職の確率は高まる。就職後は、資料作成はもちろん、ミーティングやプレゼンテーション、交渉などあらゆるシーンに対応できる高い英語力が必要とされるため、ローカル企業はもちろん、日系企業に就職する際でも求められる基本的なスキルを磨くために積極的に行動することが重要だ。

日本で就職に求められる英語

近年、日本の企業が求めているのは、外国人と渡り合うことができる「グローバル人材」だと言われている。これは、英語などの外国語を操ることはもちろん、外国人の物事の考え方、仕事の進め方などを知っていること、彼らと分け隔てなくコミュニケーションが取れること、そして日本の仕事の風習、習慣をきちんと理解している人材だ。

その背景には、日本の雇用形態が外国人労働者に頼らざるを得ない環境になってきていることと、外国に進出する企業が増加しているという実情がある。従って、日本においては外国人を指導できる人材が求められ、海外においては外国人と一緒に働くことができる能力が求められる。

そして、日本に帰国し就職する際、書類選考や面接時に必須なのがTOEICのスコアだ。履歴書に書けるのは最低600点以上、英語の職場環境や外資系で働くのであれば最低730点以上が必要とされている。また、就職後英語を使う部署で働くのなら、留学中に、ケンブリッジ検定FCEレベル以上、BULATS、ビジネス英語コースなどを受講しておくと良いだろう。

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