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家庭内暴力保護新制度がNSW州全域でスタート

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 NSW州政府は1月23日、パートナーに家庭内暴力の犯罪歴があるかを調べるための新制度をNSW州全域で開始すると発表。「質問する権利(Right To Ask Scheme)」は、NSW警察が家庭内虐待の被害者となりうる人にパートナーの過去の虐待や暴力行為に関する情報を開示する機会を与えるものだ。

 NSW 首相ドミニク・ペロテー氏は、提案された制度は英国のクレア法に基づいており、家庭内暴力の危険にさらされている人びとが恋愛関係について十分な情報に基づいた決定を下せるようになるだろうと述べた。ペロテー氏は、「加害者が以前に家庭内及び暴力的な犯罪の前歴を持っていたにもかかわらず、女男が重傷を負ったり殺害されたりするという悲痛な話があまりにも多くあります」と語った。

 また、副州首相兼警察大臣のポール・トゥール氏は、NSW 州は2016年に家庭内暴力の開示制度を試行したオーストラリアで最初の州であると話す。

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