ジェルドトンでナイフ持ったアボリジニ女性射つ
2019年9月、WA州中西部、ジェラルドトンの町でナイフを持ったアボリジニ女性、ジョイス・クラークさん(29)が警察官に射殺された事件を捜査していた同州警察監察部は、女性を射った警察官を逮捕したが、まだ起訴していない。
ABC放送(電子版)が伝えた。
同州警察の重要犯罪班刑事がジェラルドトンに赴き、2月20日朝に警察官を逮捕した。クラークさんの家族、WA州警察に「警察官逮捕」の情報が通知された。
クラークさんは1児の母親で、2019年9月17日、ジェラルドトンのカールー地区の路上で射殺された。裁判での証言によると、警察官が、「ナイフを捨てろ」と女性に叫んだ後銃声が聞こえたとしている。
クラークさんはジェラルドトン地域病院に運ばれたが銃創により死亡した。
クラークさんの事件でジェラルドトン警察署には抗議の群集が殺到、地元の先住民族コミュニティが、「なぜ致命的な武器を使わなければならなかったのか」と警察の回答を要求した。
■ソース
WA Police officer arrested over Geraldton shooting death of Joyce Clarke