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日本大好き兄弟ジョーイ&マーティが営むシドニーの絶品ピザ店「Pizza Bros 」に潜入

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日豪プレスインターンシップ・プログラム取材記事


Pizza Brosを営む兄ジョーイさん(左)と弟マーティさん

 日本が大好きな兄弟、ジョーイ・ペパロニ(Joey Peparoni)さんとマーティ・マクフライ(Marty Mcfly)さんが営むピザ店「Pizza Bros」は、シドニー西郊に位置するアースキンビルのインペリアル・ホテルの屋上に佇む。ニュータウン駅から徒歩10分程度の場所にあり、好立地だ。本記事では、取材班が食したメニューと共にご兄弟に伺った同店のこだわりをご紹介する。
(文・写真=近藤健太郎、原茂敏)

 ジョーイさん・マーティさん兄弟は2019年にクイーンズランド州で「Pizza Bros」を設立。2人は以前、各地で行われるイベントや音楽フェスティバルなどに出向いて移動式ピザ店を運営し活動していた。しかし、コロナ禍によるパンデミックが各地で行われるイベントなどに影響を与えたため、メトリコン・スタジアムで行われたショーを最後に、1年程で赤字を原因に一旦閉業したという。

 2人は、コロナ禍渦中はピザ配達の仕事などで生計を立て、ピザ店を創設した際にできた約2400万円の借金を返済するために懸命に働き、コロナが収束した際、以前追い出された地元の高校から約400メートルの場所に新たに「Pizza Bros」を構えた。

2人のピザ食材へのこだわり

人気メニューCACIO PEPE($27、手前)とMARTY SALAMI($28、奥)

 2人は、ピザの生地作りはもちろん、何から何まで多くのこだわりを持っていることを、取材を通して知ることができた。まず生地は、ただ強力粉や薄力粉などを使って作るのではなく、クリスピーな食感にするためにオリーブ・オイルを混ぜ込んでいる。2人がピザを作る上で最も重要と考えているのが生地で、生地は使用する3日前には必ず仕込みを行い、72時間寝かせるという。

 同店の人気メニューは、「CACIO PEPE」。濃厚なチーズに、更にブッラータ・チーズを加えることでとても濃厚かつクリーミーな味わいとなっている。こだわりの生地はもっちりとうまく、400℃の釜戸でこんがりと焼いた香ばしさがあり絶品だ。2人のお勧めメニューは、自分たちの名前を取り入れた「JOEY PEPPERONI」と「MARTY SALAMI」だという。「JOEY PEPPERONI」は、取材を行った3~4週間前に販売を開始した新作で、「MARTY SALAMI」は、まだ販売されていない。しかし、今回は特別に頂くことができた。かなりスパイシーな味でオリーブとサラミのコンビネーションが抜群の一品だ。サラミには特にこだわったそうで、スライス1枚日本円にして約50~70円もするという。どのピザもとてもおいしいため、ぜひ皆様にも食べて頂きたい。

ピザ店の新しいビジネス像

鮮やかなグリーンのサインが入り口の目印

 Pizza BrosではSNSに力を入れたり、接客の仕方を変えたり、他店とは異なる方法でピザを販売している。どのような販売方法なのか、彼らの考え方などを聞いてみた。

─Pizza BrosはなぜSNSに力を入れているのですか

「私たちはレッドブルのビジネス・モデルを真似ています。レッドブルは商品の写真を投稿するのではなく、スポーツや芸術など他のものに付属してレッドブルを販売しています。一般的なピザ店はSNSに投稿してもピザ単体の写真ばかりなのですが、私たちはSNSにエンターテイメントを交えています。他店とは違う方向を向いてやることに挑戦してみました。上手く行くかは分からなかったけれど、とりあえずやってみました」

─店の下にあるパブ「インペリアル・ホテル」との関係性は?

「コラボレーションをしています。パブではビールが提供され、私たちはピザを提供する。当店はピザで利益を得て、パブはビールで利益を得ています」

─他店との接客の違いについて聞かせてください。

「他のピザ店では、お堅い接客の仕方が基本なんです。しかし、それではお客さんと良い関係性が築けません。そのため、僕たちは面白く接客するように心掛けています。インスタグラムの投稿もそうだけど、楽しい雰囲気を出しています」

─お客さんに伝えたいことはありますか。

「私たちの店はどんなお客さんに対してもオープンです。国籍、文化、性別など関係ありません。シドニーに住んでいる人はもちろん、旅行で訪れた観光客も大歓迎です。性的マイノリティも関係ありません。この街は、LGBTQにフレンドリーで昔からそういった文化があります。だから誰にでも開かれているんです」

─ありがとうございました。

 2人がこだわり抜いたピザを堪能しに「Pizza Bros」に1度訪れてみてはいかがだろうか。

Pizza Brosのインスタグラム

取材を終えて

楽しみながら取材した(左から)原、近藤

今回、Pizza Brosを取材してとても楽しかった。事前にインタビュー内容を考え、取材して記事にする工程を体験できたことは私にとって大きな経験となった。ご兄弟お2人ともとてもいい人で、こだわり抜かれたピザは絶品だった。また機会があれば2人に会いたいし、ピザを食べたい。
(近藤健太郎)

 今回インタビューをして思ったのは、オーストラリアの人はとても優しいということだ。初めて英語でインタビューするということで、とても緊張していたが、2人がとても優しく接してくれて、店にいた従業員や、常連さんの方々も優しかった。オーストラリアに来てから度々人に対する暖かさを感じていたが、今回の取材でそれがより一層強く感じられた。
(原茂敏)

※同記事は、2月12日から2週間にわたり、日豪プレスのインターンシップ・プログラムに参加した東京経済大学の学生6人が、シドニーのカフェやレストランを取材しインタビューを行ったもので、下記より他の記事も確認できる。

Info

Pizza Bros
住所:35 Erskineville Rd, Erskineville NSW 2043
営業時間:水~金4PM~10PM、土・日12PM~10PM、月・火休
インスタグラム:@pizzabrosau





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