new.com.auがライブ配信で報じた。
All the action from Women's Semifinals Day at #AO2021.
決勝戦は2月20日(土)対ジェニファー・ブレイディ戦
同日に行われたもう一つの準決勝ではジェニファー・ブレイディ(25 アメリカ)が接戦の末勝ち残り、2月20日(土)に行われる決勝戦で大坂と対決する。
グランドスラム大会計23回のタイトル獲得実績のあるウィリアムズは、今回の敗退でオーストラリアの偉大なプレーヤー、マーガレット・コートの持つ記録24回に後一歩及ばずとなった。
準決勝戦、試合の経過
ヴィクトリア州の緊急ロックダウンが緩和された当日、会場となったロッド・レイヴァー・アリーナで2人の強豪はウォーミングアップを始めた。会場は収容人数の50%ルールが適用されていたが、観客の姿はほとんどみられなかった。
アメリカのスーパースターであるセリーナ・ウィリアムズは準決勝戦始まってたちまちにブレーク。先手を取ることに成功した。初期にミスを繰り返したものの、大坂はセリーナの2回目のブレークを防ぎ、スコアを2-2に持ち直す。
セリーナは試合が続くにつれフォアハンドに正確さが無くなっていった。ミスを繰り返したセリーナを捕らえ、大坂は5ゲームを連勝し1セット目を一気に奪取する。
セリーナの苛立ちは2セット目の初めからより色濃くなり、ミスをする際に叫ぶ姿も見られた。
大坂は傷に塩を塗るかのようにたたみかけ、ブレーク。一気に流れを作った。セリーナの強力なサーブで試合は続行するも、2−0でゲームは大坂のコントロール下にあるように見えた。
しかし大坂はサービスゲームで痛恨のサーブミスを3回繰り返し、スコアは4-4となった。
形勢逆転かと見られたが、ここからなんと大坂が一気にブレーク。決勝進出まで1サービスゲームというところまで持っていき、6-3 6-4のスコアで難なく勝利を収めた。
試合後の大坂
Women's Final
Could greek food be the secret to Naomi Osaka 大坂なおみ's scintillating form?
#AusOpen | #AO2021
Australian Openさんの投稿 2021年2月17日水曜日
「1セット目ではミスを繰り返し、開始時は緊張したしすごく不安だった。」
「でも、その後集中することができた。私にとっては、一番大切なのは楽しむことで、久しぶりに観客がいる中でプレイできた。」
「いつでもセリーナ選手と対戦するのはすごく光栄な事で、ただ悲惨な結果だけは出したくないので、自分のベストをを尽くそうと思った。」と、勝利の後に大坂は語った。
また、「ここ3週間ずっと試合前は日本料理を食べていたが、昨晩はギリシャ料理を食べて試合に臨んだ。昨日の男子シングルスの試合でギリシャのステファノス・チチパス選手が強豪ラファエル・ナダル選手に打ち勝ったので、いいサインだと思った。」と秘密をもらし、ギリシャ文化が根付いているメルボルンの会場を沸かせた。
大進撃にも謙虚な姿勢
試合後大坂は「レジェンドにはまだ程遠いけどベストを尽くすよ。」とセリーナとのハグの写真を載せたツイートをリツイートしている。
Lol so I’m not even close to being a legend yet but I’ll try my best https://t.co/7c2rp5aUyQ
— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) February 18, 2021