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12月1日の各州・準州政府の発表

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いずれもコロナウイルス抑制の方針維持

 11月末日に連邦、州、準州の首班が全国閣僚会議を開いてコロナウイルス・オミクロン株対応などを話し合っており、今後、ロックダウンなど厳しい措置は取らず、コロナウイルス抑制の方針は持続することなどを明らかにしている。

 12月1日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 TAS州では、11月29日朝のジェットスター・フライトJQ-721でシドニーからホバートに入った40代の女性が、30日のコロナウイルス検査で陽性と判定されている。TAS州保健当局は同日のJQ-721の乗客や乗務員に連絡を取っている。

 同州は2週間で州境閉鎖を解除することになっているが、目標の90%接種率にはまだ届かない。

 VIC州は11月30日午後8時までの数字で74,252人を検査し、新規国内感染者1,179人、死者6人と発表している。これにより、同州のデルタ株アウトブレーク死者総数は518人を数えている。また、VIC州ではコロナウイルス患者299人が入院しており、43人がICUに収容され、18人が酸素吸入装置を着けている。

 NSW州では、11月30日午後8時までの数字でコロナウイルス新陽性者は251人、死者はゼロと発表されている。同州では、16歳以上の完全接種済みは92.5%、1回のみも加えると94.6%に達している。

 同州のブラッド・ハザード保健相は、シドニー都市圏西部の40代の男性が隔離に入っているが、男性はオミクロン感染患者が出ているドーハ発のカタール航空フライトで到着しており、現在の検査で陽性判定が出る可能性が高いとしている。この男性が陽性と判定されれば同州のオミクロン患者は6人になる。

 12月1日午前、QLD州政府の発表によると、11月30日午後8時までの数字は、国内感染新陽性者ゼロ、死者ゼロ、ホテル隔離中の他州からの入州者1人と同じくホテル隔離中の海外からの渡航者1人が新たに陽性と判定された。

 ACTは、コロナウイルス検査で1,682人が陰性、4人が陽性、8人が入院中、3人がICU収容中、2人が酸素吸入装置を着けており、今回のコロナウイルス・アウトブレークの死者は11人となっている。また、12歳以上の完全接種済みは97.8%に達している。

 NTでは、3人が新たに陽性と判定されているが、2人はロンドンからフライトのクルー。また、1人はビンジャリ・コミュニティの幼児で、ハワード・スプリングズで家族とともに隔離生活に入っている。NTの今回のクラスターは現在59人を数えている。

 他には1人がオミクロン株陽性と判定されている。
■ソース
COVID live updates: Omicron variant the focus for Australia’s health authorities as suppression strategy continues

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