ゴールド・コースト地域で感染者立寄先発表
12月2日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、久しぶりに国内感染陽性者1人が発生したことを伝えた。また、接触追跡制度でゴールド・コースト地域の陽性者立ち寄り先を発表したことを伝えている。
アナスタシア・パラシェイQLD州首相の発表によると、12月1日に完全接種済みの男性がゴールド・コーストで検査を受け、陽性と判定されたもので、それまでの3日間、感染力を持つ時期にゴールド・コーストの各所に立ち寄っていたことが突き止められている。また、この男性がオミクロン株に感染していることはまず考えられないが、分析が進められている。
12月1日、QLD州保健局は、ゴールド・コースト地域の男性の立ち寄り先を感染が憂慮される施設として警報を送っている。また、男性の感染源を調べていると発表していたが、その後、男性がブラック・フライデーの大売り出し時にロビーナ・タウン・センターに立ち寄っていたことが判明している。
11月26日午後1時30分より午後2時45分までロビーナ・タウン・センター全域がを低リスク接触施設と判定している。
同日午後1時30分から2時30分まで、同センターのTarget、Rebel Sport、JB HiFiなどの店が軽度接触の施設との警報が出ている。
ブリスベンの西、ファーンベール地区のブリスベン・バレー・ハイウェイ沿線、Old Fernvale Bakeryも11月27日午後3時30分から午後4時5分までが軽度接触施設との警報が出されている。
同ベーカリーにはQLD州保健局から連絡があったため、CCTVのビデオを再生し、その陽性男性が店に入ったか、他の人と接触したかを調べているが、当時、店には従業員が3人おり、2人は完全接種の成人、1人は未接種の14歳の児童で、いずれも元気で検査を受けた、と発表している。
保健当局は、「こまめにQLD Healthのウエブサイトをチェックし、感染が懸念される施設の警報に注意するよう」呼びかけている。
■ソース
Queensland confirms new COVID-19 case, Gold Coast contract tracing locations released