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QLD州で新たに186人がコロナウイルス陽性判定

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同州では2020年3月パンデミック開始以来最大

 12月22日付ABC放送(電子版)は、QLD州では12月21日午後8時までの24時間に186人が新たにコロナウイルス陽性と判定されたことを伝えている。この数字は、同州では2020年3月のパンデミックが始まって以来最大の数字になっている。

 また、ジョン・ジェラード主席医務官は、「コロナウイルス感染症で入院している79人のうち、基礎疾患を持つ1人だけが症状を現しており、他にも112人は自宅で治療を続けている」と発表している。

 さらに、「ウイルスが広がりすぎているため、州保健局ではすべての症例を調査することができなくなっている。現在、陽性者は州の各地にちらばっており、186人という数字もウイルスを持っている人数をかなり下回っていると考えられる」と語っている。

 アナスタシア・パラシェイ州首相は、「16歳以上の人口の完全接種率は85%、1回接種も加えれば90%が接種を受けている」と語っている。

 さらに、「コロナウイルス感染者の急増に対処するため、12月23日午前5時より、映画館、劇場、ホスピタリティ業界勤務の者はマスク着用が義務づけられる。映画館、劇場については入場客も勤務者もマスク着用義務の対象になる。また、ホスピタリティ業界については、勤務する者はテーブルからテーブルへと移動しなければならない。まだすべての者にブースター接種が行き渡っておらず、従って、感染に対する全面的な防衛ができていない。政府は業界経営者や労組とも話し合い、いずれもこの措置の必要性を理解してくれている」と語った。

 さらに、パラシェイ州首相は、州民にブースター接種を呼びかけているが、サンシャイン・コーストのマルチドーのショッピングセンターにある接種クリニックではワクチンとコミニュケーションの不足から混乱が起きていることも伝えられている。
■ソース
Queensland records 186 new cases of COVID-19, new mask requirements announced

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