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スレドボ・スキー場チェア・リフト客乗せたまま5m転落

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折からの強風にあおられ、ケーブルから外れる

 7月22日、NSW州南部スノーイー・マウンテン地域のスレドボ・スキー場でチェア・リフトが風にあおられてケーブルから外れ、客を乗せたまま5m下の雪に転落するという事故が起きた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このリフトはガンバレル・エキスプレス呼ばれている設備で、午後3時頃、チェアが頂上に到着する直前に転落し、乗っていた男性客は擦り傷などの軽傷を負っている。

 スレドボ・スキー場のマネージメントは、「突然の突風でチェアがケーブルから外れて転落したもので2016年にも似た事故があった」と語っている。

 地元の住民は「格別風が強い日でもなかった」と語っているが、何人かのスキーヤーが、同日朝にもいっとき強風が吹き、他のリフト、コシウスコ・エキスプレスを停止しなければならなかった、と証言している。

 現場に居合わせたスキー客が撮影した写真から、チェア・リフトの男性客は少なくとも5mは落下したと推定されるが、軽い擦り傷を負っただけで歩き去ったと伝えられている。

 スレドボ・スキー・リゾート管理者が事故の時の様子を声明で発表しており、「男性はリフトに1人で乗っていた。他の客には影響はなかった」としている。

 また、ガンバレル・エキスプレスは現在待機状態で停止しており、Safework NSWが、「外部のエンジニアの協力を受けて事故原因などを調査している。同リフトは乗客をすべて安全に降ろした後、調査が終わるまで完全停止状態で保存される」と発表している。

 NSW州警察は、「事故のことは耳にしているが、報告は受けていない」と発表している。
■ソース
Skier plummets to ground in Thredbo chairlift incident

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