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シドニー繁華街でナイフ男暴れ、1人死亡、1人負傷

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市民がミルク・クレートや椅子で取り押さえる

 8月13日午後2時頃、シドニー都心部の繁華街でナイフを持った男が暴れ、女性1人が刺され、病院に運び込まれた。また、近くのビルで刺傷を負った女性の死体が発見されており、警察では2つの事件の関連性を調べていたが、市民に取り押さえられた後、警察官に逮捕された男が双方の事件の容疑者と確認した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABC放送に語った目撃者は、「ウィニャード・パークに向かって歩いていると、長いナイフを持った男が駆けてきた。男は3mか4mくらいまで近づいてきたが数人の男がナイフを持った男を追ってきた。男達はバールや斧、消火器具のようなものを持っていた。映画の撮影かと思ったがそうでもなさそうで、ナイフ男はそのまま喫茶店の方に駆けていき、喫茶店の客が男を倒し、頭にミルク・クレートをかぶせて押さえつけた。ナイフはその時に溝に落ちたようだった」と語っている。

 また、通行人のビデオによると、ナイフ男はキング・ストリートで通りがかりの自動車に飛び乗ったが、追跡者に取り押さえられている。

 また、同日午後2時頃、キング・ストリートとクラレンス・ストリートの交差点のホテルCBDで女性が刺されており、ナイフ男は女性を刺した後、逃走、男達が犯人のナイフ男を追跡したものと見られる。負傷した女性は救急車でセント・ビンセント病院に運ばれ、治療を受けている。

 また、同日午後3時15分頃、刺傷を負った女性の死体がクラレンス・ストリート118番地のユニットで発見されており、警察では、男がこのユニットで女性を刺し殺した後、ホテルCBDで女性1人を刺した後、さらに他の人も刺そうとしたが、追跡され、逃げたものとみているが、現在は初動段階であり、これから捜査を進める。しかし、逮捕された男は単独犯とみられ、社会への危険は去ったと発表している。

 また、男を取り押さえた数人の市民を「勇敢なヒーローだ」と称賛している。

 現在、都心部の事件現場では現場検証が進められており、警察では現場周辺には近寄らないよう市民に訴えている。
■ソース
Sydney armed man arrested after woman stabbed and body of another found in CBD

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