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NSW州郡部消防局、テンターフィールド地域に警報

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「消火も予想もむずかしく、火炎前線が急速に移動」

 9月29日、NSW州郡部消防局(RFS)は、州北部の町、テンターフィールド付近で燃え盛っているブッシュファイアについて、「消火も難しく、これからの挙動も予想がつかず、しかも火炎前線が急速に移動している」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 テンターフィールドのサニーサイド・ループ・ロード周辺で燃えているブッシュファイアに対する警報を発令したRFSでは、地域住民に向けて、避難するにはすでに時期を失しており、堅固な構造物に隠れるよう呼びかけている。

 警報は、テンターフィールドの北で火炎前線のはるか前方に風に乗った火の粉が飛び、各所に新しいスポット火災を起こし、ブッシュファイアが急速に燃え広がっていることを受けて発令された。

 RFSはさらに、「火はリーチズ・ガリー地区のウォッシュプール・クリーク・ロードを飛び越え、さらにマウント・リンゼー・ロードも飛び越え、ブラックスナー・ハイウェイに向けて東進するものと思われる。火の粉は風に乗って4kmくらいは飛ぶことができるため、各所でさらにスポット火災が広がることが考えられる。そのため、ブッシュファイアの本体がまだ遠くにあってもスポット火災が人家近くまで押し寄せることがある」と語っている。

 テンターフィールドの火災には、現場の消防士だけでなく、空から消火飛行機が水を投下している。

 警報は29日午後2時過ぎに発令されたが、火災は午前10時45分頃に一旦「watch and act」に格上げされ、その後真昼頃に再び格下げされた。
■ソース
NSW Rural Fire Service issues emergency warning for bushfire at Tenterfield

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