ウェストフィールド・パラマッタのプロモーション事故
12月23日真夜中近く、ウェストフィールド・パラマッタ・ショッピング・センターのプロモーション・イベントで買い物客大勢が景品付きの風船をつかもうとして将棋倒しになり負傷者が出た。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この事故で5人が負傷や胸、背中の痛みを訴えたため、病院に運ばれた。
ショッピング・センターを所有するセンター・グループが事故原因を調査している。
センター吹き抜けの天井から吊された網にたくさんの風船が入っており、風船にはギフト・カードや景品が詰められており、真夜中に網が開き、待ち構えた群集の上に風船が降りてくると同時に群集が風船めがけて殺到したため、何人かが将棋倒しになった。
負傷は胸部圧迫や首筋、脚、背中の痛みがほとんどだった。
このイベントはクリスマス前の36時間マラソン・ショッピングの一環として行われたもので、「一晩中パーティ」のかけ声で買い物気分を煽るという趣向。
センター・グループ広報担当者は、「買い物客、小売店舗、その他の人々の安全を第一に考えている。事故に気づいてセンター係員が直ちに買い物客の手当をし、緊急番号に通報し、事故現場の安全を確保した。現在も事故でショックを受けた顧客の対応を続けている。
また、センターに店を開いている店舗関係者は朝に店を開きに来て事故を知り、驚きながらも、「ちょっとやり過ぎじゃなかったのかな。もうちょっとうまく顧客整理をできていたはずだ。アイデアはいいけれど、管理と警備をもっとうまくやれなかったかと思う」と口々に語っている。
■ソース
Westfield Parramatta Christmas event stampede injures several