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QLD州、新たに5,977人が陽性、14人死亡

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州政府、連邦の高齢者施設ブースターに協力申し出

 2月11日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、新たに5,977人が陽性と判定され、14人が死亡したと伝えている。

 同日午前、イベット・ダース保健相が記者会見し、最新のコロナウイルス情報を発表した。

 現在、QLD州では前日の579人から44人減って、535人がコロナウイルス感染症で入院しており、そのうち43人がICUに収容されている。また、そのうち27人が酸素吸入装置を着けている。

 同州の16歳以上の人口の接種状況は、2回の接種が90.61%、1回だけの接種も加えると92.28%になる。

 死者の年齢は、60代が1人、70代が5人、80代が5人、90代が3人となっている。また、未接種が3人、1回だけが2人、2回が5人、ブースター接種は4人となっている。14人の死者のうち、10人が高齢者介護施設入居者であり、高齢者介護施設でのブースター接種が急がれる現在、ジョン・ジェラード主席医務官は、「連邦政府が管掌する高齢者施設でのブースター接種活動に州政府としても協力したいと申し出た」と発表している。

 先にABC放送は、「ブリスベン市南のローガン市にあるジェタ・ガーデンズ高齢者施設では入居者15人が亡くなっているが、その施設では過去1か月ブースター接種に用いるワクチンが届いていなかった」と報じており、ジェラード主席医務官は、「州政府もいくつかの高齢者介護施設を調べ、各施設の抱えている問題、州政府として協力できることがあるかどうか、また、協力が必要であれば州政府として協力する用意があることを確かめた」と語っている。

 また、過去24時間に5歳から11歳までの児童のうち280人がPCR検査で陽性と判定された。前日の231人から大幅に増えている。さらに12歳から17歳までの年齢層では前日の180人から236人へと陽性者が急増している。迅速抗原検査(RAT)での陽性判定自己申告を加えると、5歳から17歳までの陽性者が1,149人にのぼっている。

 現在、陽性者は増えつつあるが、ジェラード主席医務官は、「学校関係者の隔離を厳しくするつもりはない。このウイルスは既に広まっており、今後も広まり続けると予想される。しかし、何週間もすれば感染者は徐々に減っていくはずだ。ただし、ほとんどの子供の場合、コロナウイルス感染症は軽微で終わるが、昨日だけでも12人の子供が入医師ている」と語っており、警戒を呼びかけている。
■ソース
Queensland records 14 COVID-19 deaths and 5,977 new cases

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