●今月のお悩み●
ドライバー・ショットで時々、クラブのトゥに当たって左に引っ掛かるショットがあるのが悩みです。アドバイスをお願いします。(竹本さん=ゴルフ歴51年)
しゅり先生のワンポイント・アドバイス
ベテラン・ゴルファーの竹本さんのスイングはさすがすばらしいですね。
しかし、時々左に引っ掛かるショットがお悩みということ。早速スイングを拝見してみると、体重の掛け方とフォロー・スイングに少し問題があるようです。
インパクト後のフォロー・スイングで起き上がりが早く、腕に力が入って伸び過ぎているために(写真4)、手首のローリング動作(写真5)が大きくなる時に、引っ掛けるショットが出てしまうようです。手首が返り過ぎると、クラブ・フェースがクローズになってしまうので、ボールが左方向に飛んでしまいます。
また、スイング全般的に体重の比重が少しかかと寄りになっているので(写真5、6)、アドレス時にはあまりひざを曲げず、体重の比重を両足の親指の付け根くらいにしてください。そうすることで、前傾姿勢が長く保て、腕が更に振れるようになり、手首のローリング動作も少なくなると思います。
相談者の感想
アドバイス、ありがとうございます。頂いたアドバイスを元に、起き上がりを少し遅らせるように心掛けて練習していますが、まだまだですね。アドレスでの重心を少し前に動かすことでバラつきが出るのが怖くて、つい重心を少し後ろ気味にしてしまいます。しかし課題を克服するために、これからも練習してみます。
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Email: shuriyasuda@hotmail.com
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アドバイザー
しゅり先生
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員。
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