Go! ワラビーズ in Japan
この冬、日本の新リーグにやって来るワラビーズ
読者の皆様、ご無沙汰しております。世界的な新型コロナウイルスの蔓延により、今、私たちの日常生活は多大な制約を受けています。2019年ラグビーW杯日本大会などは遠い昔のことで、もう2度とあの盛り上がりを感じる日は来ないのではないかと思うこともあります。しかしラグビーは進み続けており、私共も止まることなく前進して参りたいです。今後とも「GO! ワラビーズ in Japan」をよろしくお願いいたします。
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さて、これまでの国内リーグ「トップ・リーグ」が新たに「ジャパン・ラグビー・リーグ・ワン(Japan Rugby League One)」に生まれ変わり、22年1月7日に開幕する。ディビジョン1~3の3部制で、ディビジョン1には12チーム、ディビジョン2・3には各6チームが参加、毎年入れ替え戦が行われる。これまでと異なりホーム&ビジター形式になって、これに伴い各チームは地名が加えられたチーム名に変更された。この新リーグにもワラビーたちがやって来る。
埼玉パナソニックワイルドナイツには、パワフルかつ快速のWTBマリカ・コロインベテ選手(レベルズ)が加入。チームは引き続き、ロビー・ディーンズ元ワラビーズHCが率いる。チーム・メイトにはヒーナン・ダニエル選手がいる。シャイニングアークス東京ベイ浦安には、FB、CTB、WTBをこなすイズラエル・フォラウ選手(73キャップ)、DFコーチにマット・コーベイン氏が加入。また、NECグリーンロケッツ東葛では、ワラビーズの元指揮官マイケル・チェイカ氏がディレクター・オブ・ラグビーに就任した。静岡ブルーレヴスからは、No.8のイシ・ナイサラニ選手(レベルズ)の加入が9月3日に発表された。一方、FL・No.8のショーン・マクマーン選手、東京五輪7人制ラグビーにも参加したCTBサム・ケレビ選手は、東京サントリーサンゴリアスで引き続きプレーをする。
新リーグでの各選手の活躍を大いに楽しみにしたい。
このコラムの著者
山田美千子
ラグビーに魅せられおよそ20年。「強い時も弱い時も、ナンバー・ワンはいつでもワラビーズ!」と、自他共に認めるワラビーズ・オタク。歴代の愛犬の名前はワラビーズ選手が由来。得意なことは、ワラビーズの次世代エースを見つけること。苦手なことは、写真を撮られること。