豪州ラグビー通信
文=YASU
シドニー・セブンズ2019
優勝は男女共にニュージーランド!
「ワールドラグビー・セブンズ・シリーズ2018-19」の第4ラウンドとして2月1日(金)~3日(日)、今年もシドニー・セブンズが開催されました。今回は初めて、シドニー・オリンピック・パーク内「スポットレス・スタジアム」を会場に行われ、比較的涼しく良いコンディションでの大会となりました。
注目の地元オーストラリアは、予選プール初戦でアルゼンチンに痛恨の黒星。大会早々に決勝トーナメント進出に後がない状況へと追い込まれました。その後、トンガに快勝し予選プール最終戦に望みをつなげると、昨年のシリーズ・チャンピオンである南アフリカと対戦。試合は接戦の末、終了間際のトライで逃げ切ったオーストラリアが勝利。この結果、2勝1敗で3チームが並び、そのうち得失点差により南アフリカとオーストラリアが決勝トーナメントに進出することとなりました。その後、オーストラリアは、準々決勝でフィジーに敗れたため優勝争いから外れ、惜しくも6位という結果で大会を終えました。
そして、決勝の組み合わせは、ラグビー王国ニュージーランドと、今季開幕より全ての大会で決勝まで勝ち上がっているアメリカとの対戦になりました。試合巧者だったのはニュージーランド。スピードに加えフィジカルも強いアメリカに対し、スキル、オプションで上回るニュージーランドが終始リードを保ち快勝。今季ドバイで行われた開幕ラウンド以来の2勝目を挙げました。アメリカは今季4つ目の銀メダル。
同じく、今季第3ラウンドとして行われた女子の大会。オーストラリアは予選プールでアメリカに敗れるも、決勝トーナメントで立て直しに成功。準々決勝ではフランスとの接戦を制し、準決勝ではアイルランドに快勝しました。リオ五輪金メダル・チームとしての底力を見せ、地元の期待にも応えながら決勝に進んだオーストラリアでしたが、今季開幕より連勝中のニュージーランドに敗れ、惜しくも準優勝となりました。
次節、男子の第5ランドは3月にラスベガス(アメリカ)、女子の第4ラウンドは4月に福岡県・北九州市で行われ、男女共に6月に全大会を終え、今季のシリーズ・チャンピオンが決まります。
Sunday Footy!
毎週日曜日(10:30AM~12:30PM)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加下さい!
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