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【お悔やみ】日本の武道精神をオーストラリアに伝えた格闘家、ジョン・テイラー範師が死去 82歳 「国際空手道連盟極真会館」豪州支部会長

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2019年、シドニーのボンダイ・ジャンクションにある道場で日豪プレスのインタビューに応じたジョン・テイラー範師(写真:水村莉子)

 日本の武道精神をオーストラリアに伝えてきた「国際空手道連盟極真会館」豪州支部会長で格闘家のジョン・テイラー範師が27日、死去した。82歳だった。葬儀は10月13日、シドニー東郊の教会(下記)で行う。

 1941年スコットランド生まれの英国育ち。62年に来豪し、フルコンタクト(直接打撃制)空手の代表的な流派である極真空手の門を叩いた。極真空手の創始者、故・大山倍達総裁の下で修行を積み、最高位の称号「範師」を授かった。

 以来、約半世紀にわたり豪州支部長を務め、「身体と心の強さは表裏一体」との日本の武道精神をオーストラリアに伝えてきた。指導者として数々の世界チャンピオンを輩出するとともに、青少年の教育、日本とオーストラリアの草の根交流に尽力した。

HANSHI John Taylor Funeral Service

場所:Mary Immaculate Church
   45A Victoria St., Waverley NSW
日時:10月13日(金)11AM

ジョン・テイラー氏のインタビュー記事はこちら





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